『かもめ食堂』
最近、小林聡美さんが気になってます。彼女のエッセイを読んでみたり、『やっぱり猫が好き』のビデオを借りてみたりしてます。だから、この映画は楽しみにしてました。久しぶりに映画館に行って席に着くと、となりが5歳くらいの女の子。なんかパリパリうるさそうなお菓子を食べてたし、嫌だなぁと思ってたんですが、映画が始まると大人と一緒になって笑ってて。ちょっと見直しちゃいました。それから、今まで私は、迫力のある映画は映画館で観たほうがいいけど、地味な映画は、自宅のテレビでも十分だと思ってました。でも、そうじゃないなぁとこの映画を観て感じました。大きなスクリーンでこそ感じられる微妙な空気の変化。まわりの人と一緒になって声を出して笑う、なんとも言えない一体感というか安心感。映画館でしか感じられない雰囲気でした。映画の内容は、とても幸せな気分になれる感じでした。なんか映画が終わるのが寂しかったです。もっと、この雰囲気に浸っていたいって感じでした。あと衣装がとてもかわいかった。柄物のブラウスに、また違う柄のエプロンとか。もたいまさこさんの派手な服とか。家具とか食器もステキでした。