テーマ:★オリンピック★(1568)
カテゴリ:スポーツ全般
パリオリンピックは日程の半分を消化して後半戦に入っていますが、
日本勢のメダルラッシュは止まりません。 中でもフェンシングは男女合わせて5つのメダルを獲得する快進撃を見せました! 内訳は、 ・男子エペ個人(加納虹輝選手):金メダル ※個人初金 ・女子フルーレ団体:銅メダル ※女子初メダル ・男子エペ団体:銀メダル ※初の2大会連続メダル ・女子サーブル団体:銅メダル ※サーブル初メダル ・男子フルーレ団体:金メダル ※フルーレ初金メダル ちなみにフェンシングの各種目の違いは以下の通りです。 さらに言うと使用する剣もそれぞれの種目で異なります。 <フルーレ> 有効面は背中を含む胴体のみ、突きだけが有効、優先権(※)あり <エペ> 有効面は足の裏を含む全身、突きだけが有効、優先権なし <サーブル> 有効面は頭や腕を含む上半身、突きに加えて斬りが有効、優先権あり (※)優先権 先に腕を伸ばして剣先を相手に向けた方が優先権を手にし、もう一方の選手は防御に回る。 剣先を払うなどして攻撃を阻止することにより、優先権を奪うことができる。 そのフェンシング日本代表のメダリストには、 九州にゆかりのある選手達が名を連ねていました。 男子フルーレ団体:敷根崇裕選手(大分市出身) 女子フルーレ団体:上野優佳選手(大分県別府市出身) 女子サーブル団体:江村美咲選手(大分市出身) 女子サーブル団体:尾崎世梨選手(鹿児島南高校出身) 女子サーブル団体:福島史帆実選手(福岡県宗像市出身) 女子サーブル団体:高嶋理紗選手(福岡県大牟田市出身) 大分出身の3選手は父親が皆フェンシングの経験者であり、 江村選手の父親は選手としてソウル五輪に出場、監督として北京五輪に出場していました。 3人は「大分県をフェンシング王国にしよう」として後進を指導し、 子供たちがパリでそれぞれメダルを獲得してくれました! また、福岡出身の2人は福岡県の『タレント発掘事業』修了者です。 この事業は2004年から始まった、身体能力の高い小中学生を、 適性のある競技の指導者とつないでトップアスリートを育てる事業です。 前回の東京五輪で福島選手ら3人が初めて五輪代表となり、 パリでは計8人が五輪代表として出場し、フェンシングの2人が初めてメダルを掴みました! フェンシングが生まれたフランスで行われている五輪で日本勢がメダルを量産し、 新たな日本の『お家芸』となりそうな予感がします。 次回のロサンゼルス大会には九州から多くのフェンシング選手が出場して、 メダルをたくさん持って帰ってきてもらいたいですね。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月05日 23時19分28秒
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