『SUGOCA』の発行枚数が100万枚突破
JR九州は30日、同社が発行するICカード『SUGOCA』の発行枚数が7月29日(導入から1,613日目)に100万枚を突破したことを発表しました!(2013年4月、JR博多駅で撮影。)一方西鉄が発行する『nimoca』は7月16日で発行枚数が200万枚を突破しています。こちらは導入開始が2008年5月とSUCOCAより10カ月早く、2010年3月に相互利用開始されたことで2枚とも持つ必要が無くなったこと、西鉄バスの方がJRより利用者人口が多いこともあって、『nimoca』が2年ほどで100万枚突破したのに対し、『SUGOCA』は100万枚突破するのに約5年を要してしまいました。『SUGOCA』の利用エリアは徐々に拡大しつつはありますが、筑肥線部分、長崎地区、鹿児島地区などエリアに飛び地があったり、(エリアをまたいでの利用はできません。)宮崎県ではまだどの路線も導入されていないこともあったりと、エリア面でも克服しなければならない課題があります。あと福岡県内でも日田彦山線や後藤寺線、原田線などで利用できてないですね。大台は突破しましたが、『nimoca』に発行枚数で差をつけられていることは事実です。利用エリアの拡大や利用ポイント以外の発行枚数増加策が今後の『SUGOCA』の課題となるのではないでしょうか。それでは、これにて失礼。