ツリークライミング32011.06.19光が丘 posted by (C)あっこ森
本当にびっくりした。
ツリークライミング
NOTS(国際自然大学校)の研修地で初めて見たのが
今から約17~18年前だったような気がする。
都内の公園でこんなに一般的になるなんて。
昔は、決められた山の中でやるものだと思っていた。
そのころ、プレーパーク活動も各地に広まり始めていて
世田谷区梅が丘で始まった
“自分の責任で自由に遊ぶ”遊び場づくりの
研究活動などにも参加していた頃。
頭でっかちだった私は、
教育活動の意義などに固執しすぎて
他を受け入れる余裕がまったく無かった。
大学では、教育系の授業を受け
地域では、小学生の頃から
子どもたちの野外活動のお手伝いをしながら
実践的な教育の場について真剣に考えてきた。
ツリークライミング22011.06.19光が丘 posted by (C)あっこ森
あまりに方法論に偏った
ツリークライミングの精神が
当時はどうしても納得がいかなくって
“これをこうすると、こうなる”と掲げた
プロジェクトワイルド、プロジェクトウェット
ネイチャーゲーム、そしてツリークライミングも
すべて心の中ではNOだった。
私は、目的をどこに据えるかということを主眼においていて
それが、何より大事だと思っていた。
実際、“やりたいこと”を主眼に据えて取り組んだ
キャンプはシンプルで自分にもっとも厳しいものであったけど
子どもたちの“やりたい”ことをやる…という自分のテーマには
もっとも近い形だった。
それから、興味やテーマがよりシンプルになって
“学び”そのものに移って
人が学ぶ姿を直視したい…と強く思うようになっていた。
「“学び”の本質に触れる。」
それがわたしの主眼になった。
どう人が学びあっているのか
どんなふうに学んでいくのかを
直視するためには
本気で学ぶ人に出会う必要があった。
本気の人たちにたくさん会ってきて
気がついたことがある。
どんな言葉も、思いが募ると
聞き手の心に届きやすい。
もちろん聞き手のアンテナが伸びているのも大事なことで
発信する側と受信する側がいいこと交じり合うと
なんか見事な空気感になる。
わたしのキャンプは、技術を通り越して
“芸術”と言ってくださる人もいて
当時、実践研究論文を発表させていただいたりした。
“芸術”部分…は、(あくまで自己評価だけど)
子どもたちの関係性と個が粒だって輝いていて
そばにいるものの心を澄ませてくれるような
子どもたちとの出会いがあったから、だと思う。
当時、心が受け取れなかったツリークライミング。
今時間が経って
楽しそうに、真剣にロープなどの機材を用いて
大事な休みの日を過ごす大人たちを見て
「“木のぼり”を楽しむ。」
そういうシンプルな目的の元に
命賭けて、ともに時間を過ごすことを
なにより楽しんでいるのかなぁと
前より解けた気持ちで
樹上を見上げることができた。
“本気で学ぶ人”っていうのは
自分の道に真摯で
時に鋭くて厳しい決断をしている。
信じられないようなこだわりがあって
チャレンジしている。
それだけで満足することも無くて
発展的で、“人から学ぶ”ことも旺盛で学び続け
自身でも表現して
互いに吸収・発散を繰り返しながら
自分の道を歩いている。
その姿にこそ、他人への影響力があるなって
感動している。
学びは自分でしていくものだけど
他人と関わりあってこそ深まっていく。
そこが面白いなって思う。
ツリークライミング2011.06.19光が丘 posted by (C)あっこ森
写真は6月19日に光が丘にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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