3547052 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

森でのんびり

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
December 14, 2011
XML
カテゴリ:社会問題



日が暮れる頃2011.12.13代々木
日が暮れる頃2011.12.13代々木 posted by (C)あっこ森


*今日は長文ですのでお時間の許すときにお付き合いください。




2011年12月13日(火)


小出裕章氏が、


文化放送「吉田照美 ソコダイジナトコ」に


電話出演されました。




現在の東京電力福島第一原発各号機の状態、


そして冷温停止などについて語ってくださいました。




http☆//blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65780225.html
(☆を:に変えてください。)

↑全文を読みたい方はこちらへ。
放送の内容を聴きたい方は番組アーカイブスよりどうぞ。


こちらのHPより文字おこしていただいた文章を
一部、転載させていただきました。感謝!!




<2号機 爆発について>


吉田「うーん。これ2号機は爆発してないって
いうふうにされてるんですけれども。」

小出「(苦笑)」

吉田「あの高濃度の放射線が出てることで」

小出「はい」

吉田「まあ、考えうることっていうのは
どういうことが考えられるんですか」

小出「え……、私は爆発したんだと思います」

小出「はい。えーなぜかというと爆発が起きたということは、
え……下にあるサプレッションチェンバー、
圧力抑制室というところで起きているのですけれども。
え……そこで爆発がするとすれば、
えー……地震によってその部分に損傷が生じた
ということを考えない以外には説明できない、のです。
東京電力は今回の事故の原因を全て津波に押し付けてきました」

吉田「津波に持って行きたいだけなんですよね」

小出「そうなんです(苦笑)。
で、ですから、何としても爆発は
なかったと言い張りたいのだと私はおもいます」



<汚染水と健康被害について>


吉田「ああ。まあそれからこれ3月の
事故以来なんですけども、
小出先生、一貫してですね、
原子炉とか炉心を冷やすために、
え…使った水、それもあの、
強い放射能を浴びた汚染水の処理のためにですね、
まあさっき言った地下ダムを作れと、
いうお話、それから大型タンカーにためて
地下水などに漏れないようにとおっしゃってましたけど」

小出「はい」

吉田「これその、原発の施設にたまる、
その、汚染水、たまり続けて9ヶ月、
ってのは、これ周りにどれだけの
影響があるんですかねえ」

小出「え……たまり続けてって今、
吉田さんおっしゃったけれども、
まあもちろん溜まり続けたわけ
ですけれども。一方で漏れ続けてきた……」

吉田「漏れ続けてもいたと」

小出「……ですね。はい。
要するにあの建家の地下であるとか、
えーコンクリート製のトレンチピットとか
言うところに10何万トンも溜まっていたわけで、
コンクリートの水路やあるいは
コンクリートの地下ですから、
どんどんどんどん、
割れから地下にしみ出していってきた、
今現在もしみ出しているという
そういう状況なん、ですね。
ですから最後は私はそれが
全部海に流れると思っていますけれども。
なんとかそんなようにどんどん
流れていくのを放置するのではなくて。
漏れないような構造物に移さなければいけない。
それには今は、あの、
すぐに使える手段はタンカーしかない
というのが私の提案だったのですが」

吉田「それでつい先日の発言なんですが、
東京電力サイドの幹部ですけども、
そんな、排水口のですね、
ところで採れた魚を1年間食べ続けても、
健康に影響はないというふうに言ったんですが」

小出「(苦笑)」

吉田「あれはどういうことなんですか?」

小出「えーともともと、
今回の事故が起きたときにですね。
枝野さんがたびたび直ちには被害が出る被爆量ではない、
ということを行ってきたわけですけれども」

吉田「巧妙な言葉ですね」

小出「はい。枝野さんの言った、
直ちにないということは将来的にはあるという言葉の裏返し、
なんですね。被曝というのは
どんなに微量な被曝でも危険があるというのは
現在の学問の到達点ですので。
放射能を食べるようなことを
すればもちろん健康に被害があるのです。

はい。それがまあ直ちには見えないで、
やがて癌、白血病になって出てくるだろう
というそういう話です。」




<原子炉の耐震性について>


吉田「今、世界中に震度6以上で
持ちこたえられる原発はないと
いうふうにおっしゃってるんですが」

小出「はい」

吉田「そのあたりは小出先生は
どういうこう、お考えなんでしょうか」

小出「まあ震度6なのか震度5なのか、
あるいは震度7なのか、
私はよく分かりませんけれども。
でも、原発というのは大変複雑な機械、
なんですね。え……やってることは
単にお湯をわかしてるだけなんですけれども。

そのために長大な配管がのたうちまわってるわけ、
ですし、たくさんのポンプがありますし。
え、そういうものは全て機械ですので、
どうしてもその人間があらかじめ
考えた事態だけではない、
偶発的な事態に巻き込まれる、
え……地震によって考えもしなかった
揺れに見舞われるということはあるわけですから。」

吉田「そうですよねえ」

小出「え……常に壊れる可能性を抱えていると
言うことだけは覚悟しておかなければいけないと思います」




<溶けた炉心を取り出す作業と今後の対策について>


吉田「なるほどね……。
あと今後必ずあるだろうと思われる、
溶けた炉心をですね、
地面の下からこう取り出すという作業、
これ世界でまあ人類初めての作業
ってことになるとおもうんですが」

小出「はい」

吉田「これが待ってると思うんですが」

小出「はい」

吉田「これはどういう作業に、なるんですか」

小出「えー、多分できないとおもいます」

吉田「うえー……」

小出「そんなこと人類は向き合ったことないので、
これから知恵を出し合うことには
なるとおもいますけれども、とてつもない……」

吉田「そこにずうっとあり続けさせる
しか今のところ方法はないってことですか」

小出「はい。私としては、あの、全体の被曝
ということを考えるとですね、
それを取り出そうとすれば膨大な
被曝をしてしまうとおもいますし。
今の状態でとにかく表に出ないように、
地上には石棺、地下には防壁を張り巡らせると、
いう形で現場に封じ込めるということが多分、
出来る最善のことだとおもいます。」



<小井先生の今一番気になっていること>


吉田「先生自身が今最も
気になっていることっていうと、
この、原発に関してはどういう事なんでしょう」

小出「え……敷地の中はしょうがない、
東京電力に頑張ってもらうしかないのですけれども。
今現在、福島県を中心として、
沢山の人達が猛烈な汚染地帯に取り残されて。
そこで生活しているわけですし。

その中には子供たちもいるのですね。
え……子供たちにはこんな事故を
引き起こした責任がないのですし、
何としても彼らの被曝を
少なくしなければいけない。

え……本当はそれが一番やらばければ
いけないことだと思うのですが。
日本の政府も東京電力も
そんなこと知らん顔してるという、
そのことが私は一番気になります」

吉田「本当ですね。
とにかくその子供たち、
それからお腹に赤ちゃんがいる女性とか
そういう事に対する思いってのは
全く感じられないですよねえ」

小出「はい。おっしゃる通りです」



http☆//blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65780225.html
(☆を:に変えてください。)
以上HPより転載。




「小出先生は1000通、2000通ものメールに全部目を通し、
どんな質問にも応えられる。
しかも、返事が遅くなったことを丁寧にお詫びされる。
本当に「先生」と呼ぶにふさわしい方だと思いました。」




ツイッター上にこんなこともありました。




小出先生の「直ちにないということは
将来的にはあるという言葉の裏返し、
なんですね。」




この言葉、先日、電磁波のことを書いたときに


取り上げたばかりだったので


“将来的にはある。”と読めばいいのかと


深くうなづきました。




爆発のことも原発の耐震性についても


溶けた炉心を取り出す作業についても


今後の対策についても


専門家からの


忌憚のない意見として聞きました。




原発事故以来、


“本当のことを教えてくれる人”と


“利権絡みで本当のことを


言えない人、言わない人、やらない人、やれない人”と


世の中が大きく2分された、と私は感じています。




わたしにとって小出先生は、


何度でもお話を伺いたい先生。




本当のことを、教えてくれる


「原子力をやめることに役に立つ研究」をなさっている


科学者であり、人類のための先生であると思うから。




原子力に反対を唱えてきた方たちの口からは


それでも止められなかったと胸を痛めて


謝罪されるかたが多い。




子どもたちの未来や健康


かけがえのない宝を守ろうとなさっている。




こういう声がもっと広く


聞かれなければ、と思う。




未来のために。




そして、聞く耳をもつ人を


ひとりでも多く増やして


「子どもたちに


生きるに値する社会にしたい」


(田中優氏のお言葉をかりました。)




科学者の言葉を活かせる社会にしていかなければ。


日赤病院2011.12.11三鷹
日赤病院2011.12.11三鷹 posted by (C)あっこ森


 

写真は12月13日に代々木&12月11日に三鷹にて撮影しました。




おかげさまで
今日は5
位からスタート!!




お手数ですが、どうぞポチっと応援をお願いいたします。ダブルハート


ポチッ!

人気ブログランキングへ
↑ポチッ!



ここをクリックしていただくとinポイント
さらに戻って入ってきていただけるとoutポイントになります 。


 

いつもありがとうございますハート(手書き)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  December 14, 2011 06:43:54 AM
コメント(6) | コメントを書く


PR

Calendar

Comments

マスク人@ Re:【初・梅干し】天日干し~1日目(08/13) おはようございます。 無事に陽気に収まる…
masatosdj@ Re:【初・梅干し】天日干し~1日目(08/13) こんばんは。 梅干し作り 楽しいでしょう…
ロゼff@ Re:【小鳥商会】さささサービス善行メニューのあれこれ(08/10) こんばんは ご無沙汰しております。 川の…
マスク人@ Re:【小鳥商会】さささサービス善行メニューのあれこれ(08/10) おはようございます。 お元気で安心しまし…
masatosdj@ Re:【小鳥商会】さささサービス善行メニューのあれこれ(08/10) こんばんは。 暫くぶりでお元気なご様子 …

Favorite Blog

富士吉田から南アル… New! K爺さん

雨上がりの11日 New! マスク人さん

仙台は初雪でした New! masatosdjさん

【重要なお知らせ】I… 楽天ブログスタッフさん

優しい毎日…ちょっと… kaede0914さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Category


© Rakuten Group, Inc.
X