『アイヌ文化から北方諸島の問題を考える』秋辺日出男さんのお話から
「2月7日は、北方領土の日。知られてないね~。俺もわすれちゃうもの。」講師 秋辺日出男さんはそう語り始めた。講師 秋辺日出男さん 愛称デボさん。北海道阿寒湖畔在住。先住民族サミット2008共同代表、世界先住民族ネットワークAINU事務局長などを歴任。北海道アイヌ協会理事。阿寒アイヌ工芸協同組合専務理事。アイヌ民族党役員。映画『許されざる者』(2013年公開)に出演。以上は、資料から。「イランカラプテ~」アイヌ語のこんにちは。大事な挨拶で、初めて会うとか久しぶりに会うとかそういうときに使うものらしい。別の地域のアイヌは「ナンカラプテ~」と使うところもあるのだとか。“顔に触れさせてください”“あなたの心に触れさせてください”こういう意味のある、こんにちは、らしい。ココからは、秋辺日出男さんのお話から。「アイヌはイオル(自分の猟場)で独立独歩で生きていた。しかし、日本人…というか、倭人はアホだね。倭人は、資源を食い潰す癖がある。ロシアと上手くいったら今度は資源を食い潰してしまうのではないかね。アイヌは、そんな獲り方はしない。しゃけ獲るって言ってもあのあれだ。ユンボで川せき止めて獲ってまだ猟っけがあるのに途中でやめてあとは自然に還す。ところが倭人って言うのは全部獲っちゃってそのあと、人工孵化っていうの?ハラコ獲って、シラコかけてそれで人の手かけて放流?それで鮭が、自然に戻らないとかって騒いでいる。」秋辺日出男さんは、権利より、自然環境が大事だとおっしゃる。自然資源が無かったら意味がない、と。アイヌは、川、水、空気、海の資源の管理人なのだと。倭人は、すぐに土地の所有権を主張する。アイヌは、使用権を欲している。「俺のもんだということは、言わない。」と。人間だけが快適に暮らせればいいと言うものではない。家を建てる時には、人間が家を建てる前にそこで棲んでいたもの、そこで死んだもの生きとし生けるものに感謝する儀式をしてから建てるということをする。そういう考えを先祖から教わったのだと語られました。漁業権、狩猟に関する許可猟をしながら季節ごとに大地から恵みをわけていただく暮らし方。倭人の作った法律は、アイヌの人々の暮らし方にずいぶん不自由を強いてきていますね…。人権というのは、守られていないんだな。アイヌの方々の歴史、視点そういうものを伺う度に倭人社会でモノゴトは推し量られていることに改めて気づかされる。自転車2014.02.08池袋 posted by (C)あっこ森【業務連絡】小鳥リース商会秋辺日出男さんのお話のイメージがこれまでの予習のおかげさまで掴めました。ユンボ知っているのが前提の話だったもの。小鳥リース商会のみなさま日頃のレッスンありがとうございます。知っててよかった「ユンボ」~ 最近モノタロウさんからのおすすめがないJanuary 24, 2014 写真は2月8日に池袋にて撮影しました。 東京在住、撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。ごく身近な自然に目を向けています。おかげさまで今日は3位からスタート!!ランキングのポイント、毎日の励みになっています。ありがとうございます。 お手数ですが、どうぞポチっと応援をお願いいたします。ポチッ!↓↑ポチッ!ここをクリックしていただくとinポイントさらに戻って入ってきていただけるとoutポイントになります 。 コメント拝見していますいつもありがとうございます