「お父さんファンクラブ通信」
書くつもりなんて
サラサラなかった私。
不本意ながら、お父さんファンの皆様へ
父の現況をお伝えいたします。
母は、くみひも教室の先生でもあり、
今、大正六年（1917）創業・銀座月光荘にて
ヒューマン結タカコ教室
第2回くみひも作品展
11月8日（木）～11月11日（日）
11：15～18：00（最終日は15：00まで）
組みひもお知らせ posted by (C)あっこ森
作品展を開催中！再来年はパリで作品展！！！
ということで我が家は、
猛烈に忙しいのです。
そこで、ここは、父の出番なわけです。
母の父のほっぽりだし
具合も今やＭＡＸ！！！
家庭を振り向いている時間はありません。
最近ブームの“紳士的父（ヤサシイオトウサン）”は
振り向いてアピール！！のような気がいたします。
私が台所にたった平日の夜の夕食の支度時に、
父に「ほうれん草のおひたしを運んで」とお願いしたら
「自分ひとりでヤレ！」と父に叱られたので
「フルタイムで働いて、そのあと
この時間からお料理しているの。
手伝ってもらえなかったら、困る。」と反論してみたら
翌日から父が、すべての料理を
準備してくれるようになりました…感謝！！
そして、母が、またすごい。
父が用意した、
ほうれん草のおひたし、
ジャガイモの煮付け、
焼き鮭を前に
褒める、褒める、褒めちぎる。
鼻の穴をひと回り大きく開いて
うれしそうな父の表情。
（おっ、調子に乗ったね。父さん。）
わたしも一緒に、
「このジャガイモ、最高に美味しいね、
今までで一番美味しいね。」
と言葉を合わせる。
父は、ニコニコ、機嫌がいい。
父は、わたしと母にその超、上出来の
ジャガイモの煮つけを譲って
自分ではそんなには食べていなかった。
おしまいの２個のジャガイモの煮付けも
母と私で取り合って食べていると
父は「まだ鍋にあるぞ。」と
声をかけてくれた。
父のことを書いたブログを
母の「生徒さんが読んでくださっていて
「わたしもお父さんのファンです。」と
ゆってくださった方がいるのよ。」と
食卓で暴露しはじめた母。
母さん、それは父さんには、
「シー！！（秘密）」ですよ。
娘の私には（信じられないね～）と
小声で耳打ちするので、母とクスクスと笑う。
父は、わたしがブログに
“父ネタ”を書いていることは知らないんだから。
でも、ばらしちゃったからには、仕方がない。
「そうだよ。お父さんファンクラブだって
言う人が何人もいらっしゃるんだよ。
（私としては、少々、不本意ながら）」
父は、うれしそうに上気した顔で
自分で自分の顔を指し
「お父さんの？
ファンクラブ？？？」
と確認している。
今、お父さん、至上最大の
モテ期がきた、と思ったでしょ。
今、そういうエライ勘違いの表情してたよ。
あのね…お父さんファンクラブは…
父さんが、決して踏んではいけない地雷を
決して踏みそこなうことなく
ズボっと踏むところを描いた文章を
気に入ってくださった方々の…。
あぁ、決して、本当のことは、伝えられない。
なぜなら、今、父の頑張りが
家庭の平和を築いているからだ～～。
父さんファンクラブのみなさんのお力を借りて
今、父は、主夫を頑張っています。
母さん、父さんの乗せ方が、巧過ぎです。
一人で味わおうと引っ張り出してきた
頂き物の“蜂蜜カリン漬け”の瓶の蓋が
開かなかった。
決して父と分け合おうという
優しい気持ちは、一ミリもなかったのに
テレビニュースを見ながらリラックスしている父に
「お父さん、開けて。」と
一方的な都合で頼る（こき使う）わたし。
それでもクイっと１まわしで、
広口瓶のキャップを
開けてくれるお父さんが好きです！！！
ねぇ、やっぱりお父さん、
今、人生最大のモテ期じゃない？
クイっと１まわしで、
広口瓶のキャップが開かなかった場合…
（チッ！）って
心でわたしに言われていると思うけれど。
料理ができて
家事ができて
ビンの蓋がクイっと１まわしで開けられて
地雷を踏める我が家の父には
ファンクラブがあります！！
頼りになる“父”ココにあり！
落ちない落ち葉。2012.11.04小金井公園 posted by (C)あっこ森
写真は１１月４日に小金井公園にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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