菊人形2012.11.11湯島 posted by (C)あっこ森
先日、慢性的な頭痛に悩む女性の身体を
触らせてもらったら
頭痛のときに詰まりやすくなる部位が
本当にパンパンで
ソフトタッチなのにものすごく痛がっていらした。
そして、「ここがこんなに張っていたら
頭痛が出ても…」と話し始めると
「どうして詰りがわかるのか？」と
尋ねられた。
自分自身の“身体を感じる”というのは
意外と難しいことなのかもしれない。
流れのいい状態を知れば
「詰り」を感じられるかもしれないけれど
その方は、かなり広範囲の循環が悪いようで
どこもパンパンになっていた。
そしてさらに質問を受けた。
「滞るとどうして痛いのか？」
彼女にわかりやすく答えるために
今、お返事を考えているところ。
将来のわたしは、またべつのことを
思っているかもしれないけれど
今のところのお答えは以下の感じ。
身体が、痛みを教えてくれている。
血行＆めぐりが悪くなっていますよ、と。
痛みは、身体の危機状態のサインに思える。
「血行＆血流が悪くなると、どうして痛いのか。」
本来、老廃物（痛みの原因物質含む）は
リンパにのって対外排出されていくもの。
巡りが悪いとそこに滞り
痛みの原因物質が集まって
痛くなるのかなと。
こんな答えで、彼女に
痛みと滞りについて伝わるだろうか。
しかし、最近、わたしのところへ
身体の相談をしてくださる方が増えてきた。
寒くなってきて
身体が冬の身体へ移行していく期間
だれもの身体が気温の変化に自然と対応していくので
どうしてもアンバランスになりがちだから
不調を感じる方が多いのだと思う。
背中が痛い、首が痛い、腰が痛い、膝が痛い、
頭が痛い、イライラが溜まる、手が痛い。
そのたびにお身体を触らせていただけることに
感謝したい。
自分自身と違うお身体を通じて
痛みと滞りのある場所を触らせてもらったり
関連部位をさわらせてもらうと
ちゃんと隣り合っていって
しっかり痛みに現れていて
なるほど身体は関係しあっているんだと
いつも驚かされる。
そして、ひとり一人の悩みを一緒に
考える機会が増えれば増えるほど
わたしのなかの蓄積になっていく。
ひざ痛対策をされている方の
大腿部の硬さの左右のアンバランスに対応するヨガ。
たった１セットの体操を取り入れてもらった翌日には
痛みがなくなったと嬉しいお返事をいただく。
花粉症の鼻炎に悩む方の鼻づまり対策のヨガ、
なにをしても鼻が通らなかったのに
すぐに通るようになった、とお話いただく。
もともと呼吸器系の弱さがあるので
呼吸器に関連する部位がいつもパンパン。
関連部位で強く症状のでているところのマッサージを提案、
そしたら、毎晩真面目に取り組んでくれて
だいぶ改善してきている。
身体と関連部位について
私自身の勉強になり、
話を聞かせてくださる皆様には感謝の限り。
医者でも整体師でもYOGAの先生でもない私ですから
本当にありがたいことです。
自分の身体を自分で
できるかぎりセルフメンテできたら
楽に過ごせるだろうと思うのです。
もちろん専門家の知恵と技術も大事です。
でも２４時間労わり、付き添えるのは
自分自身ですから。
そういうわたしも自分自身で
コントロールが利かなくなると
ちゃんとプロを頼って、
知恵と技術を教わりにいくことにしています。
菊人形22012.11.11湯島 posted by (C)あっこ森
さて、先日のクイズの答えの画像です。
解答です。 posted by (C)あっこ森
シャボンのなかの左斜め下あたりに２本の足が見えています。
写真は１１月１１日に湯島にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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