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（☆を：にかえてくださいね。）
たった”今”トルコで起こっている事実
｜イスタンブールマジカルライフ♪
今、一度は読んでほしいブログ記事です。
トルコの報道、聞いていらっしゃいますか。
「自然が残り人々の和みの場となっていた
公園をつぶすのは反対」
と反対デモが国民の間で始まりました。
この計画自体、タクシム広場の新開発計画での
大規模工事…お金儲け…という側面も。
人々は公園集まり、歌ったり踊ったり
公園を楽しみ、自分たちの公園を守るため
公園にある木を伐採しないでと
たくさんの人たちが集まり盛上がり…
そこへトルコ政府は
警察が催涙ガス、放射を自国民に浴びせる…。
わたしは、このニュースを聞いて
日本では、どう伝えるのかが、気になっていました。
ＮＨＫ ＷＥＢ ＮＥＷＳは、
６月３日 ２２時１分
「トルコ 反政府デモで五輪招致懸念も」
～招致活動への影響を懸念する声が
国内からも上がっています。～
という切り口でした。
わたしが衝撃を受けたのは
自国民を武力制圧したかどうか…
主張を行う人々を、トルコ政府がどう取り合ったか
ということの事実が知りたかったのに
そこへ五輪招致…という尺度を用いた
話のすり替えというか誘導のような報道姿勢。
デモ＝反政府活動ではないと思う。
違うと思うことに意志を示す国民の声自体は
反政府…ということになるんだろうか。
正しいほうに導こうとする国民の声であり
反という言葉に居心地の悪さを感じるし
そもそも抗議行動の位置をＮＨＫの価値づけとして
“悪”というか“問題行動”のように取り上げているように感じる。
そして、五輪招致問題を被せて話題の方向付けをする演出。
「エルドアン首相は記者会見で
「デモをあおっているのは一部の過激派だ」と述べ、
譲歩する姿勢は見せておらず、
事態が収束するかどうかは不透明な情勢です。」
こう末尾に一文を載せることで
読後は、過激派による反政府デモが
行われたかのような印象が残る。
「公園を楽しみ、自分たちの公園を守るため
公園にある木を伐採しないでと
たくさんの人たちが集まり盛上がり…」
こんな側面の報道はなし。
政治利用ばかりされるオリンピックが大嫌いな私。
オリンピック招致をこの議題の
テーブルに挙げることにだって違和感を感じる。
さりげなく世論を誘導するＮＨＫの報道に
違和感を覚える。
抗議行動を武力制圧、これは
「どのような時も、人間を人間らしく取り扱うこと」という
国際人道法に照らし合わせてもやっぱりおかしい。
「デモは全国各地に拡大していて、
地元政府によりますと、
南部ハタイ県のアンタキヤでは、
３日夜、デモに参加していた
２２歳の男性が銃で撃たれて死亡したということです。
広場の近くで食料品店を経営する男性は、
「一連の混乱で、店は大きな損害を受けた。
一日も早く平和な日常に戻ってほしい」と話していました。
また別の男性は、
「このまま混乱が続けば、オリンピックの招致にも
影響が出るのではと心配しています」と話していました。」
トルコ デモ参加の男性１人死亡
6月4日 19時14分
ＮＨＫ ＮＥＷＳ ＷＥＢより
人命は大事。平和も大事。
ニュースの中で並列に並べることでデモ自体が悪みたい。
政府が国民に銃を向けた…
このことの重さ伝わっているんだろうか。
そして、この話題にオリンピックを付け足すことで
別の色をのせて話をすり替える。
国民に銃を向けて、命を奪ったんだよ。
本当に残念なのは、
命が失われたってこと。
デモを行う権利、デモの権利自体は認められるべき。
政府に対して反対意見を自由に述べられないなんて。
日本でそういう報道がされるということは、
日本人の行動に対しても
ダブルメッセージが含まれているように思う。
命が奪われたのに、そのことの怒りではなく
五輪招致の話題がなされるなんて
私の感覚では不謹慎すぎる。
金の亡者とは、ぜったいに話が合わない。
スポーツ自体が悪いわけじゃない。
こういう五輪体質がわたしの五輪嫌いを促進する。
抗議行動に対して武力鎮圧はやっぱりダメ。
ちなみに報道の中ででてくる一般人の意見というのは
報道記者自身の想いを載せるわけにはいかないから
そういうテクニックを使って、意を反映すると
新聞記者であった父に子どもの時に習ったこと。
報道上の登場人物の配し方、ここが肝かもしれない。
( ﾉω-、)ｸｽﾝ 君泣き顔しているね。2013.06.01小金井公園 posted by (C)あっこ森
写真は６月１日に小金井公園にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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