森でのんびり

昨年の秋からはじめた薬膳のお勉強。




まだまだ、わからないことだらけ。




でも不思議と思い当たる症状についての話になると


ついつい、くいつくお年頃（笑）。




「夏の始めのころ、心（しん：五臓六腑の考え）に


火が入るころで


眠りが浅くなったり、眠れなくなったり


不眠に悩まされることがある…。」




この話を聞いたとき普段は眠れぬことなどほぼない私でも


ごくまれに確かに夏の初めはときどき起きる！と思い出した。




「そういうときにいいのよ。」と


先生が紹介してくださったのは


蓮の芯のお茶。




蓮の実の芯だけを集めたという


作業を考えるとそれだけで気が遠くなるような


手間ひまかかったお茶。




心に火が入る。




心火（しんか）という状態らしい。




正直どういう状態なのかまだよくわからないのだけれど


心火を調べてみると以下のようなことが書かれている。




「夜中なんども起きたり
夢をよく見るなどの睡眠障害や
怒りっぽい、いつも心配事が多く
胸がざわざわするなど気分が落ち着きません。

血液循環に障害があると、
動悸や息切れ、不整脈などとなって現れます。」




☆心の状態☆

【体力がある時】

思考が明確な反面、
イライラしやすい。
物忘れがひどくなり、不眠になりやすい


【体力がない時】

なにをやっても楽しくない。
気分が不安定でカラダに力がはいらない。




☆起こりやすい症状☆

□ 眠れない
□ イライラしやすい
□ だるさを感じる
□ 憂うつを感じる
□ のぼせや手足のほてりがある
□ 動悸や息切れがおこりやすい
□ 胸の圧迫感を感じることがある




☆おすすめ食材☆
シソ、ユリ根、ギンナン、ニガウリ、ごぼう、セロリ、
パセリ、ウド、ヨモギ、グレープフルーツ　など
苦味のある食べ物




☆影響されやすい自然現象☆

熱、暑さ、夏




夏から梅雨へ戻ったり


梅雨から夏に変わったり


といわゆる節目を感じるとき


身体の内部環境はついていかずに


アンバランスになっている。




（これは、最近強く感じる。）




そういうときに、夕飯のお供や食後のお茶に


蓮の芯のお茶をいただいている。




漢方では、葉も実も芯も


それぞれ別の効能があるという。




ストレスが多い人には、


落ち着いて美味しく感じられるそうなんだけれど


わたしは何度飲んでも苦くてちょっと苦手。




蓮芯茶（れんしんちゃ）、茶さじ１/２杯を


５００ｃｃのお湯で煎れて


色が綺麗に出たらいただく、という超薄い状態が好み。




これでも、わたしに安眠が訪れているから


いいのかな…。




冷凍庫に


蓮の芯のお茶を常備。




心の保健薬、って感じかな。




今日は、変わり目って日に必ず煎れている。




心火タイプの舌診方法が記されていた。




「鏡で自分やお子さんの舌を見てみてください。
他の部分より舌の先(先端）が赤い場合、
「心に火がある」状態です。」




証の見立ては、もっと奥が深いからコレだけれでは


当てはまらない方もいるとは思うけれど


セルフチェックのひとつの手立てとして…。




蓮の実も


「神経が昂ぶって


ねむれない方におすすめ。」なんだとか。




蓮の実の食べ方…いや手に入れ方がわからない。




「このお茶にふくまれる蓮の胚芽（蓮子芯）には
心をなごませる「ベンジルイソキノリン誘導体」成分が
ふくまれていることが分かりました。」




「ベンジルイソキノリン誘導体」これがわからない…。




心を和ませる成分らしいけれど


検索しても難しすぎて…。




突然、暑くなったり降ったり、


身体にストレスかかったなぁ…と思う晩に


蓮芯茶をいただいています。




今のところ、わたしの睡眠は、いい感じです。



そぉっと覗いてみてみよう2013.05.30自宅 posted by (C)あっこ森



 

写真は５月３０日に自宅にて撮影しました。

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