皆さん、猛暑ですが、お元気ですか。
今週のウェザーニュースの言葉をかりるなら
「先週は、体温以上の猛暑
今週は、体温以下の猛暑」
なんだそうです
ここの周囲だけ体感温度が数度違って感じられた。2013.08.10上野 posted by (C)あっこ森
お盆の帰省から母より
1日早く先に帰ってきた父。
午後早めに帰宅して
わたしと二人の夕飯のために
お買い物もお夕飯も準備してくれていた。
母がいない日で、私が働いているときは
いつもそういうふうにしてくれる
やさしい父だ。
母は、仕事で夜、居ない日が多い我が家は
父が台所に立つことが度々。
父は、決して料理が得意ではないんだと思うけれど
それでも台所にたってくれる。
父の得意料理のバリエーションは少ないが
自慢の料理がいくつかあって
私たちを喜ばせてくれる。
そして、そんな父の楽しみになっているのが
父が作った手料理を娘がお弁当にして
会社に持っていくということ。
この乙女みたいな喜びを持っている父の気持ち、
世の男性は共感しうるのだろうか。
父が作った料理を
「あきこがお弁当に持っていってくれたんだよ。」と
母は父から、自慢話として聞かされたと
母から、聞いている私。
つまり、父の手料理を弁当箱にわたしがつめるだけで
父の充足感が高まるという、図式になっている。
それを知っているので、父が用意したおかずは
たとえ多少、運びにくいものでも
必ずお弁当にして会社に持っていっている、私。
多少運びにくいおかず例
・大根と牛肉の煮物(汁たっぷり)
・魚の煮付け(汁たっぷり)
・モツの煮込み(汁たっぷり)
水漏れをしないしっかりとした
保存容器に入れて
弁当のおかずには不向きと思える
汁物を毎回、運ばせていただく。
そこさえ乗り切れば、
実際わたしも美味しくて楽だし
父も「あきこがお弁当に持って言った」気分で満たされ
二人に幸せが訪れる。
話が長くなったけれど
ここからが本論。
お盆期間中、母より先に自宅に戻ってきた父が
夕飯を準備してくれていた。
長距離移動で疲れちゃったからと
お刺身のタコと
きゅうりとトマトを切ったサラダを
準備してくれていた。
そこからは、私が引継ぎ
温かいおかずを数品作る。
ここで目立つおかずを作ると
父の機嫌を損ねるので
目立たない、脇を固める副菜を作るのが
家庭平和の要。
味噌汁と、なすの蒲焼を作っていると後ろから
父に声をかけられる。
「お刺身2種類、買ったんだけど、
思ったよりタコが多かったから
もうひとつ、やめちゃった。」
「そうなんだ。残したお刺身なに?
タコよりそっちが優先なんじゃない?」
「いや、いいよ。サーモンだから。
明日の弁当に入れていけばいいじゃない。」
無理ぃ~~。
お刺身の弁当は、無理ぃ~~。
モウモウモウ笑うのを必死でこらえて
頬が上がらないように細心の注意を払って
「お刺身だし、この時期だし(猛暑)
サーモンのお弁当は、無理かな?」
柔らかくお断りをする。
「焼いていけば、いいじゃない。」
父は、本気だ。
「う、うん…。」
気乗りがしないので
とりあえずの返事をしておいた。
父のこれまでの言動を考えると本気で
サーモンお刺身弁当を提案したんじゃないかと思える。
(↓父のこれまでの言動↓)
この家で生き残るのにはどうしたらいいんだろう。~平成御家騒動勃発。
September 19, 2011
そして翌朝になり、まだ残っていた
秋刀魚蒲焼を弁当のおかずにしようと決めて
あとは、なすの蒲焼を作ろうと思っていた。
他にもいろいろ朝の支度をしている私の元へ
父が自室から、わざわざ出てきて
真剣な表情で私に話しかける。
「お弁当に、サーモン持っていけば?
いいじゃない、焼いて持っていけば。」
ヤツは…いや失礼…父は、本気だ。
「うん。大丈夫。
秋刀魚の蒲焼も古くなっちゃうから
今日は、そっち持って行くから。
サーモンはお父さん食べて。」
「困っちゃうな…ぁ。ブツブツ…。」
父が朝から何を真剣に言い出すのかと思ったら
夕べのサーモンのことだった。
でもサーモンは、いくらなんでも…。
お父さんごめんね。
せっかくのご厚意を無にして。
持っていかないけど許してね。
いつも、娘の弁当の心配までしてくれてありがとう。
父に愛されていると実感する日々。
何歳になっても、娘なんだなぁと思う
写真は8月10日に上野公園にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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