夕方のサイクリングのコースの初めに
目に入ってきたこの子。
大地に横たわる2013.08.18モンゴル アルタンボラグ posted by (C)あっこ森
ガイドの丹羽さんにお願いして
サイクリングのおしまいにもう一度
案内してもらった。
遠くから見て
「骨」ぽいっと思っていたけれど
本物だった。
骨かと思って近づくんだけれど
何度かタイヤとか金屑とか見誤っていたから。
再び立ち寄って大正解。
モンゴルに入ってから
動物の多さに圧倒されぱなしだった。
頭蓋骨も骨も野原にいっぱいゴロゴロ。
それが繰り返し、繰り返し目前に迫る。
心に何かを突き付けてくる。
空の下で2013.08.18モンゴル アルタンボラグ posted by (C)あっこ森
この子に会ったときの存在感の大きさ。
さっきまで動いていたかのような
毛の残る足。
土に還る前のわずかに残る、たてがみ。
馬らしい大きな、脊髄と骨盤。
どうしてだか、頭骨が無い。
君は、どうして、ここに横たわったのだろう。
見ると、ちゃんと、馬の身体には
鳥の糞が落ちていて
君がいったいいくつの命を育んだのだろうかと
思いを巡らす。
どういう人生(馬生)だったかはわからない。
還るまでの時間の中で2013.08.18モンゴル アルタンボラグ posted by (C)あっこ森
大きな空の下、ゴロリ。
居るところにいる君。
いのちが命を讃えるように2013.08.18モンゴル アルタンボラグ posted by (C)あっこ森
小さな花が、命を彩る。
命は、巡る。
生きていた君を想い
離れることができない。
少しずつ暮れていくのに。
ここで君が生きていたんだね。
そばに座って空を眺める。
360度をぐるり。
君の空は広いね。
大地を被う、ミントの風がふわり。
君は、ここで何度、星を見たんだろうね。
土に還る途中の君は
わたしには生きているように思えて。
大地に生きるということ2013.08.18モンゴル アルタンボラグ posted by (C)あっこ森
写真は8月18日にモンゴル アルタンボラグにて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
おかげさまで
今日は4位からスタート!!
ランキングのポイント、毎日の励みになっています。
ありがとうございます。
お手数ですが、どうぞポチっと応援をお願いいたします。
ポチッ!
↓
↑ポチッ!
ここをクリックしていただくとinポイント
さらに戻って入ってきていただけるとoutポイントになります 。
コメント拝見しています
いつもありがとうございます