先日、赤い葉っぱの写真を掲載したところ
「春の写真を貼りましょう。」と
お声をいただきました。
えーえーそうです。
最近、写真を撮るような気持ちのゆとりなど
まったく失っていたことを思い出しました。
たった５分。足が止めれない。
前に進まなきゃ、行かなきゃ
寒いな、どんだけゆとりを失っているんだと
ハッとした次第です。
そんなゆとりのない私が
ろくに食事を摂る時間もとれないまま
夜２１時過ぎにやっとご飯。
完全にストレス食いってわかっているのに
食べても食べてもお腹がいっぱいにならない。
超過食、状態に。
なんかすごくない？わたしの胃袋。
わたしは、脾系（胃腸器系）が弱い体質なので
・２０時以降は食べない。
・満腹になるほど食べない。
・油分は控えめにする。
・糖分もほどほどに。
といくつか気をつけながら生活して
ちょうどいいぐらいなんです。
なのにタガが外れたみたいにきゅうにドカ食い。
（ぜったい明日の朝気持ち悪くなるな。）と
思って眠りについた。
案の定、夜はすっきりしていたのに
朝は超、気持ち悪い、頭痛い状態の絶不調で目覚める。
やっぱしね…。
自業自得。
とりあえず、食べない、
絶食作戦で朝は、やり過ごす。
昼になっても、まったく食欲がナイ。
でも夕方には薬膳のレッスンがある。
もう少し復活していないと、
薬膳の授業にさえ出られそうにない。
ヤバイっ。
薬膳の生徒らしく、このアホな急場を
薬膳でやり過ごせるかやってみよう。
基本的に、わたしの過食は、ストレスから。
運動して、食べたくなったわけじゃない。
だから、本当は、胃腸が弱っているのに、
食べちゃった感じ。
いっぱい食べて吐き戻しするなどして、
体調を整える行動があるみたい。
そこで、胃腸を整えることを
中心に考えてみようと思った。
山薬という生薬名もある
山芋は整腸作用があるとされていて
滋養があり、こういうときは頼れると思うが
わたしはアレルギー体質で
山芋はちょっと合わないので厳しい。
むかつきという症状からも
気滞（きたい）がみられると想定して
気が上に上がりすぎていると
“降気（こうき）：気をおろす”ことを
メインで捉えてみようと考えた。
ホウレンソウ、白菜、キャベツ、大根、
このあたりがいいと思うが
それと降気（こうき）作用の言われるそばを合わせる。
そばは、身体を冷やすので、
代謝をアップさせるために
そこに生姜をプラスしたらどうだろうかとレシピを考える。
【食べ過ぎたわたしの胃をすっきりさせたい蕎麦】
１）ホウレンソウ、白菜、キャベツ、大根、
ネギ、しょうがのすりおろしを水煮。（全体的にやわらかめ）
２）１）をしょうゆと酒で味付けして、具だくさんの汁に。
（野菜の甘みがあるので砂糖は省略。）
３）消化よく、すこしやわらかめに茹でたそばと合わせて
温かいうちにいただく。
あれば、柚子の皮を少し。（気滞に柑橘系の香りはいい。）
なにも食べたくなかったし
具合の悪い、青白い顔してたのに。
これをいただいたら
びっくりするぐらいスッキリ。
薬膳は、早いって言うけれど。
このあと、夕方には薬膳の授業にも
ちゃんと出られたし
翌日もすっきり。
ただ胃腸の受けたダメージの余波はまだあるので
負荷はかけない胃腸を労わる食事は大事な状況だけれど。
でもなんとか考えて、対応して、
病気にすることはしなかった。
自然治癒力と、薬膳と。
やっぱり暴飲暴食は、イケナイって思うし
ほんと自重しなくちゃ。
体力の衰えは、胃腸から。
深く反省しつつも、
薬膳のパワーをまた実感する出来事だった。
咲きました。2014.03.15代々木 posted by (C)あっこ森
写真は３月１５日に代々木にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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