職場研修で
保育園と病院清掃現場と
障害児の放課後デイサービスを
見学してきました。
保育園と放課後デイの受け入れ数…
待機の現状を知り
（報道などを通じて知ってはいたけれど）
かなりの、かなりの深刻さ。
例えば、１００名規模のマンモス園があるとしても
０～５歳児で割ると…その年齢ごとの受け入れ数は
その園の周囲に住むご家族の数とは、到底合わない。
毎年、園に入園を希望して面接する家族は
１００家族ほど。
その中で入園できるのは、数家族。
兄弟枠などで、優先的な立場にあったとしても
それでも入園することは、なかなか難しいのが現状。
議員さんのコネクションなどを使っての入園は、
今は、ナイ、と言う。
涙ながらに「預けるところがなければ
仕事を辞めるしかありません…」と語られるご家族。
なんのために働いているのかわからなくなるほどの
高い保育料。
なんか。。。いや。。。本当に
切実な声。
どういう園か…なんていう視点より
ひとまず、どこでもいいから、
入れたらラッキーな現状。
この現状が、子どもたちと、そのご家庭が
向き合う世の中なんだろうか。
そうじゃない、価値観のなかで
生きている人々もいらっしゃるのだろうか。
違う角度からこの現状を受け止めている方がいらしたら
その見つめ方に触れてみたい。
昔、むかし、よくわからない病気にかかって
いっぱい病院や科や先生をたらい回しになって
そんなに検査と通院を繰り返していたら
会社をいっぱい休むことが続いて
「仕事続けられなくなります。この状況では。」と
涙をこらえながら…医師に訴えたことがある。
そしたら、先生はグッとなにかを我慢して
「命と仕事…どちらが大切ですか？
しっかり治して、仕事しましょう。」と
わたしに諭してくださったのを思い出す。
諦めがつかなかったのは、
お金（収入）への不安も一部ある。
人は、働くことで、働きかけることで
自分自身が生きていることを
実感しているところもある。
お金だけじゃなくて。
働き場って大事だなって。
子どもといっしょに過ごしたい人
子どもを預けて働きたい人
子どもといっしょにいても
たまには預けて自分の時間を持ちたい人
いろんな人たちが、自分らしく…。
なんでこの問題がずうっと深いままなのか。
山茶花2014.11.01富士見町 posted by (C)あっこ森
写真は１１月１日に富士見町にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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