世界第2位の乗降者数を誇る池袋を擁する豊島区は、
首都圏では唯一「消滅可能性都市」として指摘されている地域。
「消滅可能性都市」とは、
「2014年の5月、民間の政策提言機関
「日本創成会議」による試算で、
地方から大都市への人口移動が収束しない場合、
2040年に20〜39歳の女性が50%以上減少すると
指摘された自治体を指す。」
のだそう。
名誉実行委員長の高野之夫さん(豊島区長)は、
「豊島区に足を運び、
新しい文化の発する熱気を味わって下さい。
また豊島区はこのイベントを通し、
世界中から注目されているクールジャパンを
発信する街、安全・安心な
国際アートカルチャー都市をアピールしたいと考えています」
とコメントしているらしい。
わたし、正直このコメント
よく意味がわかりません。
ちなみに豊島公会堂を建て替えて
1300席の大型ホールを
作っちゃう予定らしいです。
それで、歌舞伎とか宝塚を呼びたいらしいです。
今は、市民も使えるホールですが、
1300席もの大型ホールとなると…。
そこで小さな500席ほどの
ホールも新たに構えるらしい。
でも近くには、
「あうるすぽっと」という300席ほどのホールもあり、
こちらはすでに赤字続き。
同じく池袋の西口側には、東京芸術劇場(都営)があり
市民の立場からすると、どっちも池袋にある
ホールなわけで…。
国際アートカルチャー都市って
新たな箱モノ作んないと
提唱できないんですかね?
そもそも20〜39歳の女性を呼び込むのに
そういう施策が魅力的なんですかね?
国際アートカルチャー都市って
早い話がマンガの街にしていくみたいなんですの。
現在、豊島区には、大きな公園がありません。
小さな公園は、いっぱいあるのですけれど。
税金が払えないから、区で買ってくださいと
一般の住居を公園として買い取りつづけて
たくさんの借金を抱えた豊島区。
子育てしていく環境として
やすらぎの感じられる場所は、大事なのでは?
100億円のホールがあるから
宝塚や歌舞伎が見られるから
豊島区住みましょっていう人は
かなり少ないと思うのです。
お芝居を観に来て、自分の家(ほかの自治体)に
帰っていく人はいると思うのですけれど。
区民税の使い道、そんなんでいいんですかね?
あとは、路面電車50億円
投資話もあるんですって。
ルート案を見ていてびっくり。↓↓
https://www.city.toshima.lg.jp/dbps_data/_material_/localhost/090toshiseibi/040jutaku/jutakusaisei/5-a.pdf
池袋東口からサンシャインまで…の計画。
イラナイジャン。
って素直に感じる距離感。
「誰が乗るの?
ぜったい赤字でしょ?」
と思ってしまいます。
自転車なら5分でピュの距離です。
池袋駅から、サンシャインまで歩く人
少なくありません。
サンシャインの最寄駅は東池袋になるのですが
地下鉄の有楽町線がすでに走っていて
ひと駅です。
そして、おなじルートでバスも何本も出ています。
そこを路面電車に50億をかけて…。
大事な区民税はもっとほかに
使うべきところがあるんじゃないでしょうか…。
豊島区民のみなさ~ん。
区政のチェックを!!!
もっと住みやすくなるお金の使い道が
あるのではないですか?
冬越しする前の芽22014.11.03五條天神 posted by (C)あっこ森
写真は11月3日に上野にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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