まねっこ2014.12.23代々木公園 posted by (C)あっこ森
ちいさな未来のお弟子さんたちといっしょに。
楽しい演奏でしたね、立松正宏さん。
…ここまでは、いつもどおり平和だった。
しかし、事件は起きた。
「たてまつさん、早く帰ってきてぇ～～。」
なんども心の中で呼ぶ出来事が、起きてしまった。
演奏終了後、公園管理所へたてまつさんが
看板を返しに行った。
楽器といっしょに残るわたし。
暗くなった代々木公園。
３０歳代の男性に声をかけられる…。
どうやら時間つぶしにわたしに
付き合って欲しそう…。
なんでここにいるのか？
二人で演奏をしているのか？
何歳か？なんの仕事をしているのか？
結婚しているのか？子どもはいるのか？
ぶしつけな質問三昧にすっかり辟易するわたし。
ビラ配りの仕事を請け負っていて
渋谷～恵比寿までの間、
１２ｋｇもの荷物を自転車で運んだことが１度あるが
それがものすごく大変だったという…武勇伝を語る男性。
いや、あのぉ。今はここにいないのですが、
この楽器の演奏者のたてまつさんは、
５０ｋｇの荷物をいつも自転車で運んで
しかも国立～上野とかそういう距離を…。
その武勇伝をお伺いしても
どこも驚くポイントもございませんし
むしろわたしの自転車のキャリアでも
１５ｋｇまでは積めますが…。
とツッコミどころ満載な話を我慢して聞いていた。
心の中でたてまつさん帰ってきて～～と祈る。
男性は、写真が得意だそうで一眼レフのカメラを自慢しつつ
２５０枚ぐらいの束のポストカードに焼かれた写真を
見せていただく。
しかし、それでもじぇんじぇん帰ってこない、たてまつさん。
早くも３０分近く…ここに一人ぼっち。
写真を撮らせて欲しい…と
現状況においては、かなりひく男性の発言。
暗くなった公園で、この訳のわからない
アブナイ感じの男性への対応にぐったり。
おねがいっ帰ってきて～～～。
たーすーけーてー。
向こうから走ってくる自転車に乗った人がぜんぶ
たてまつさんに思えるんだけれど
ぜんいん、ちがうぅ。
たーすーけーてー、もう無理無理。
携帯でSOSのメッセージを
発信しようかと思ったけれど
相手が画面を覗き込んでくる…。
ダメだ。使えない。
こういう男性への対応の難しさは
邪険にすると逆ギレされることがあるから
背中をみせずに、相手をバカにしないよう
完全拒否とはせず、うなづきながらも
じょじょに距離を置く…。そして助けを待つ。
たーてーまーつーさーん。
長いよぉ。長すぎるよぉ。心細かったよぉ。
まぁ。なんとかやり過ごしましたわ。
たてまつさんが、かえってくるまで。
たてまつさんが来て、
たてまつさんといっしょの写真を撮られ
「写真送るよ？」となお、連絡先を
聞きたそうにする男性…。
「大丈夫です…。」
やっとちいさなNOが言えた。
暗い夜道や公園、、、やっぱり気を付けよう。
ＳＯＳメールの暗号文をなんか決めとけば、
こういうときに発信できるかも…。
久々に怖かった。。。な…。
写真は１２月２３日に代々木公園にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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