豆苗が大好きなわたし。
うちではわたししか、買ってこないので
自分で買わない限り食卓にはのぼらない。
父がまったく豆苗がわかっていないので
「おとうさん、豆苗はこれだよ。」
買ってきたばかりの豆苗を見せた。
うん、とうなづく父。
やっと、わかったか。
葉をカットして、裸になった豆苗を
ガラスの器に水を入れて
窓辺に置く。
再生したら、もう一度食べるつもりで。
父が、真顔で聞いてくる。
父「トウミョウ使わないの?」
あっこぉ「使ったよ。だから今そんな状態なんだけれど。」
父「だから、トウミョウつかわないの?」
あっこぉ「だから、葉っぱのところをカットして今その状態なの。」
父「だーかーらー、トウミョウつかわないの?」
逆ギレ寸前の父。
主よ彼を裁き給え…こっちがキレたくなるわ。
あっこぉは…半分泣きたいような気持ちで
「もう使ったの。使ってそのバッサリいった姿なの。
これをもう一度、生えさせてもう一度食べよう作戦なの。
前も毎日みたでしょ?」
父は、まったく納得がいかない表情をしている。
あっこぉ「おとうさん、さっきみせたでしょ?豆苗。
切る前はカイワレ大根みたいにフサフサだったでしょ?」
父「…。」
あっこぉ「この間食べたでしょ?」
父「食べてない!」
あっこぉ「この間、食べているから。
食べた時もおんなじこと言っていたけれど。
今夜も食べるから。見る?
今フライパンに入っているから。」
父「…。」
動くのがめんどくさい父が
キッチンまで見に来るはずがなかった。
これで会話は、一旦終了。
労力をたっぷり使う会話でなんか疲れた。
そして夕飯時。
父「トウミョウってなに?」
でたな、問う妙妖怪。
あっこぉ「今食べたでしょ。」
父「知らない。」
ヽ(`Д´)ノ もうもう!!
あっこぉ「葉っぱ食べたでしょ。」
父「トウミョウってなに?」
あっこぉ「トウミョウは、豆苗ですっ!」
父「だから、トウミョウってなに?」
壊れたデッキ状態…の父。
永遠にリピートされる気がする…豆苗のタタリか?
あっこぉ「豆苗です。」窓辺を指差す。
父「だーかーらー、トウミョウってなに?」
あっこぉ「だーかーらー、トウミョウは豆苗なの。
エンドウの若菜。芽の食材。」
父「…。」
これで会話は一旦終了。
わかっているハズがない気がして仕方がない。
トウミョウ妖怪がまたたぶん出る。
わたしは、豆苗が好きです。
本当は、もっと食べたいです。
でも、次もまた煩わしい会話が
繰り返される気がしてならなくて
それ相応の覚悟なくして
豆苗など買える気がしません。
なんど出しても「食べたことがない。」と言い切る父。
ヽ(`Д´)ノ もうもう!!
小鳥ベル2015.12.04自宅 posted by (C)あっこ森
小鳥ベルゲット。
助けて~~。
豆苗食べる前にチリリンとやっときたい。
写真は12月4日に自宅にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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