崩落痕22016.09.10大鹿村 posted by (C)あっこ森
大西山は、1961年(昭和36年)の三六災害で
北東山麓にて大崩落が発生している。
その際、大量の土砂に呑み込まれて集落でも命を落とされた方が多数。
大西山は大鹿村内を通る中央構造線の「西南日本内帯」側に
位置しており、山体を構成する変成岩の一種である
マイロナイト層が、集中豪雨によって脆くなり
剥がれ落ちたとも考えられているのだとか。
この削り取られた斜面の
崩壊防止・治山復旧工事が行なわれてきたが
死亡事故なども途中発生して一時中断後
治山復旧工事は今も継続して行なわれている…。
崩落痕32016.09.10大鹿村 posted by (C)あっこ森
この崩落は、山の斜面がまるで屏風が倒れるみたいに
バタンと起きたんだとか。
周辺の斜面をみて見るとほかの場所の斜面も
なんだか怪しい感じだし
削ぎ落としながらできたのか
同じようなリズムの斜面が続く感じ。
土砂の堆積42016.09.10大鹿村 posted by (C)あっこ森
昭和36年に起きた崩落事故の対応を今もしていることに
けっこうなショックを覚えた。
ひょっとして現代の技術だって
治山復旧工事は難しいんじゃないかなぁ…と
思うのは考えすぎなのだろうか。
マイロナイト層を掘り起こして
風雨にさらされるようにしてしまったら
また、崩落を繰り返す、なんてことはないんだろうか。
万が一、そういう事故が起きたら
緊急避難計画はどうなっているのだろう。
すべてを包むべく「想定外」なんて言う
切り札は、使わないかなぁ~、よね~。
写真は9月10日に大鹿村にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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