今週、あっこぉは大きなイベントが仕事であるのに
負荷に耐えきれず、体調を崩しがちだった。
水曜日に発熱、その後もゆっくりと回復してきていたけれど
やっぱり本調子ではなくって
今日のイベント中も頭痛に耐えながら
静かに過ごしいていて
夜のおつかれさま会は失礼して帰ってきた。
自宅に戻ると、顔が土色の娘を心配する両親がいた。
とても身体が冷えていたので
葛根湯を飲んでから入浴。
身体が芯から冷えているのが
湯に浸かるとよくわかった。
すこし長風呂をして温まると
肌に血の色が戻ってきた。
食欲も出てきたので
かぼちゃのスープをすこし、いただいた。
本当は、絶食して寝ようと思っていたのに
お腹が空いたので、すこしだけいただいた。
父が心配して
「あっこぉ、（とうさんが買ってきた）
アンパン食べていいよ。」という。
母が慌てて、
（アンパンなんて消化の悪いものを食べさせないで！！）
という気持ちいっぱいで
「あっこぉは、アンパンなんて食べないわよ。
食べるなら、苺ジャムパンよ。
（母が今夜作ってくれたばかりの苺ジャム）」と反論する。
急に食欲が回復して、パンを食べ始めた娘を見て、
父が目を細めている。
（あっこぉは、どちらかというと両親や家族に
溺愛されて育っている感が本人にもある。）
父「おまえは、子どもの頃から、
５分で体調が変わるんだよなぁ。
グッタリしていたかと思うと、
すぐに、ご飯を食べたがったり。
わかんないんだよぉ。」と言いながら
なんだかニヤニヤして、遠い目をしていて
気持ち悪い（笑）
父が、思い出に浸っているのがよくわかる。
とうさん、現実を見てね。
目の前の娘は、子どもじゃないわ。
母が、その話を聞きながら
「いったい、いつの話をしているの？
子どもは直ぐに変わるけれど…。」
父の心地よさそうな思い出散歩をバサりと切る。
父がグイグイとアンパンを勧めてくる。
父「甘いものは、調子の悪い時、食べると美味しいんだよ。」
あんまりしつこいので、反論をする。
あっこぉ「えー甘いものは、脾の気が弱まっているときは、
消化に負荷がかかるから、避けたほうがいいんだよぉ…。」
どうせ、父に言ったって通じやしないのだけれど
小声でボソリと言ってみた。
薬膳をかじっている母は、
「だめよ。甘いものなんて。
アンパンなんて食べないわよ。
食べるならジャムパンよ。」
母は、途中までいい感じの反論なのに、
結局は、今作ったばかりの
イチゴジャムの宣伝トークになっていくのが
なんだかおかしい。
かあさん、なんかちょっと論が
破綻しているけれど、それもこれも
ジャムとあっこぉのことを思ってのこと
ありがたいかぎりです。
アンパンとジャムパンで言い争う両親が
とーてもとてーも面白くって
パンをめぐって、どこかくだらなくて温かい言い争いに
心の内側がポカポカしてきた。
いつも大きな愛に包んでもらっているんだよなぁ。
感謝！
秋色準備中2016.10.10奥多摩 posted by (C)あっこ森
写真は１０月１０日に奥多摩にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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