森でのんびり

父「鮭が生焼けだったからもうすこし焼いている。」と


イライラ気味のとうさん。




綺麗だったガステーブルに尋常じゃない吹きこぼれあとを


発見する、あっこぉ。




あっこぉ「お鍋吹きこぼした？」




父「そうかもしれない。」とすっとぼけるとうさん。




あっこぉ「すぐに拭いといてよ。


こびりついて冷えてからじゃあ、取れにくいよ。」




父「おまえがやっておけ。」




戦うのもしんどいのでとりあえず


拭いてあげていた。




父「鮭焼けた？」




あっこぉ「まだ。」


（ガステーブルの掃除を続ける。）




父「焦げちゃうよぉ。」（完全に駄々っ子状態）




あっこぉ「あと６分あるよ。」


（ガステーブルの掃除を続ける。）




父「どけよ。焦げるだろ。」




あっこぉ「まだ、焼けないよ。」




父が、無言であっこぉの服の襟を


グワッと掴んで


後ろから倒しにかかる。




手元は、さっきまで鍋のかかっていた


熱々のガステーブル。




それも、父が拭きこぼさなきゃなかった


後始末の最中…ヽ(；▽；)ノ




あっこぉ「ひどいよ～。ヤケドしちゃうよ。


とうさん拭いてよ。ほら、台ふきだって真っ黒。


とうさんが拭いて、洗ってよぉ～。」




父「とうさんは、やらない。


おまえがヤレ！！！」




ハー疲れる。




こんな横暴が許されているなんて…。




父がえばれるのは、あっこぉだけ…。




仕方ない、ホットケ。




父は、どこかとぼけている。




いや、一点の曇りなく


自分の欲求に忠実。




食欲に支配されているだけで


掃除も生焼けもあっこぉも


邪魔なだけ。







また違う日にキッチンに立っていた。




ブランチにパンケーキをとウキウキと


生地をサクッと混ぜ合わせ


焼いたフライパンにスプレーオイルを


吹きつける、あっこぉ。




父が、後ろから「それ何？」と声をかけてきた。




ここで考えるのは、


「怒っているのか？」


「ごく一般的な好奇心に基づくクエスチョンか？」という判別。




一瞬で判断しなければ、


「ノロノロしている」と


それはそれで怒鳴られる。




質問するような、あんまり特別なものがないので


「それ何？」の質問に


「なんと答えるのが正解なのか」が問題だ。




「メニュー」か、それとも「オイル」か？




どっちも分かりそうなモノだけれど…


緊張しながら答える。




あっこぉ「オイルだよ。オリーブオイル。


ずっと置いてあったじゃん。」|緊張|ｮﾟДﾟ；))))ﾄﾞｷﾄﾞｷ




父「油か。そうだろうな。」




父が、オロチが、納得して


ノッソノソと洗面所の方へ去っていった。




危なかった、危なすぎだ。




なんでオイルかどうかを確かめなきゃ


わからないんだー！！（笑）




だいたいパンケーキの生地だって


見りゃわかるし（笑）




なにがわからないのか、なにを知りたいのか


簡単すぎて、質問の意図を探るのに


こんなに気を使うなんてー。




キッチンに立つたびに父が荒ぶる…ので


身構えるクセがついたーΣ(ﾟдﾟlll)




さあて、もうすぐ、一番危険な年末大掃除の時期です。




とうさんファン待望の【とうさん】シリーズが続く


悲劇のシーズンがやってきます。




(/´Д`)/Heeeeeeeelp!!!!!




鮭のためには、娘のヤケドもいとわない


欲望に支配されっぱなしの


破天荒なとうさんとの付き合いを


今年末も訓練していきます。




くれぐれもお手柔らかに（笑）




ここまではOK！！というボーダーがない


緊張感ハンパない家庭環境です。




(/´Д`)/Heeeeeeeelp!!!!!



猫2016.11.26奥多摩 posted by (C)あっこ森


 

写真は１１月２６日に奥多摩にて撮影しました。

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