小さな割れ目から
小さな芽がひょっこり。
雨が染みわたり
ほんのわずかな土に根をのばし顔を出す。
風が運んだ枯葉を幸運にも身にまとう。
偶然が折り重なってそこにいる。
ちょうど『在る』ことの意義について
語り合ったところ。
『在る』ことに釘付け。
うりゃ2018.10.17東池袋 posted by (C)あっこ森
昔々、元素記号を学校で初めて習った日
わたしは深く感動していた。
ほとんどのものは
炭素化してしまうと先生はお話していた。
ダイヤモンドとわたしは、いっしょ。
石ころとわたしは、いっしょ。
宇宙の端っことわたしは、いっしょ。
無機質でも有機質でも
物質と私は、宇宙のなかにある物質でできているんだ。
とても驚いて、とても嬉しくて
目の前の電柱にさえ、感謝したくなった。
君と私はどこかいっしょでどこかで別れて
未来はどうなるかはわかんないけれど
それでもどっちも宇宙の一部。
そのことが凄すぎて元素の話をしてもらったとき
異様に感動したんだった。
そんなことを思い出す
『在る』ことにまつわる
サットサンガだった。
写真は１０月１７日に東池袋にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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