テーマ:映画館で観た映画(8531)
カテゴリ:映画
■監督 ピーター・ジャクソン ■音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード ■出演 ナオミ・ワッツ/ジャック・ブラック ■ストーリー 1930年代初頭のニューヨーク。野心家で大胆不敵な映画監督カール(ジャック・ブラック)は、かつてない冒険映画を撮ろうと、誠実な脚本家ジャック(エイドリアン・ブロディ)と美しい女優アン(ナオミ・ワッツ)を加えた撮影クルーを率い危険な航海に乗り出す。そして、ついに幻の孤島“スカル・アイランド”へと辿り着いた…。 3時間超えの長丁場の作品。 実はDVD待ちでもいいかなぁ~って思ってたんだけど うななっちさんのレビュー見て、やっぱりスクリーンで観とかなきゃ!って。 うん。正解でした。 オリジナルは見てないけど、あらすじぐらいは知ってた。 でも、こんなに感情が入り込んで、泣きまくってしまうとは。(やられた) 去年のうちに観ていたら、『あらしのよるに』と並ぶぐらいの 涙大量生産映画No1でしたわ。 ラストは切なすぎ。分かっていても泣きすぎ。 2人(いや、1人と1匹)のひと時の安らぎの世界は 誰も邪魔しちゃいけないのよ。 でも、アンが最初に言ってたように「幸せは長くは続かない」。 あぁ、もう追わないで!! 。・゚゚ '゜(*/□\*) '゜゚゚・。 そう叫んでいたのは、私だけじゃないはず。 コングの完成度、高すぎですわ。 彼に本物の命を感じられたからこそ これほどまでに感情移入が出来たというもの。 ナオミ・ワッツってこんなに綺麗だった? 夕日を浴びてるシーンなんて、後光がさしてたわ☆ でも、あんなにジャングル走り回ったにしては、綺麗過ぎよね(笑) エイドリアン・ブロディは、実は苦手。 痩せ過ぎの体と、あの主張し過ぎの鼻がダメなのかな…。 でもこの役では、どこまでも愛するアンを捜し求めて どんな危険も顧みず行くぜ!で、ちょっとカッコいいじゃん。(良すぎかも) まぁ私的には、正面からのショットが多かったのが 功を奏したのかもねん(フフフ) カールは、一番コングっぽい。(あ、顔とかじゃなくって) 好きなものを取り上げられそうになったときの、猪突猛進ぶりが。 彼はコングの中に、自分を見ていたんじゃないかなぁって思ったよ。 ジャック・ブラック、やっぱり好きだわ。 この映画、監督が子供の頃オリジナルを観て こういう映画を作りたい!って、志を持った作品なのよね。 ロード・オブ・ザ・リングの成功によって ようやく長年の夢が叶ったってわけ。おめでとう、監督。 中盤の、空洞の木の幹の中でのボタボタや、谷底でのワッサワッサなどの あんたはクローネンバーグか!?これってやり過ぎ!もうやめて!! ってぐらいのやりたい放題ぶりも、大目に見てあげましょう。 ある意味、迫力満点だったし、なによりもファンタジーなのよ。 監督のこの作品にかける思いが、十二分に伝わりましたわ。 正月ボケした頭には、かな~りガッツリきた作品でした。 帰り道はグッタリで、話す気力もなくなるほど。 とにかく、体力の要る作品なので 体調を整えて観ることをお薦めしますわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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