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2006/01/11
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カテゴリ:映画
yorokobi
■監督 ケイ・ポラック
■音楽 ステファン・ニルソン
■出演 ミカエル・ニュクビスト/フリーダ・ハルグレン
■ストーリー
天才指揮者として世界的に大きな名声を得ているダニエル・ダレウス(ミカエル・ニュクビスト)。しかし想像を絶するプレッシャーと過酷なスケジュールのために彼の肉体と精神はもはや限界に達していた。そしてついに彼は第一線から退くことを決断する。すべてを捨てた彼がたった一人で向かった先は、幼年期を過ごした小さな村ユースオーケル。ここで静かに余生を送ろうとしていたダニエルだったが、やがて地元の聖歌隊を指導してほしいと頼まれる。

     心に響け!天使の歌声


 観る前は『幸せになるためのイタリア語講座』のような感じかしらって思ってたの。
 確かに何らかの問題を抱える村人の集まりや、BGMがないことなど
 類似点はあったけど、根本的なとこが違ってましたね。
 この映画は、もっと何か力強い“生きる”ということを教えてくれる。

 ダニエル役のミカエル・ニュクビスト、このサエナイ(失礼)おじさんが主役?と
 ちょっとトーンダウンだったけど、ストーリーが進むにつれ
 どんどん素敵に見えてくるのよね、これが。

 ダニエルが村に着き、住居となる古い小学校の前で、雪の上を裸足で歩いたり
 白ウサギを見つけて、思わず嬉しくなってカメラに撮ったり。
 なんかこの人、可愛いわ♪と思わずにはいられなかったわ。
 でも、それに続くシーンで、彼の心に灯った暖かな火が、少し消されてしまうのね。
 シュンとなってる姿も、母性本能くすぐられちゃいましたね。


 聖歌隊のメンバーはダニエルによって、抑圧されていた心を解き放ち 
 ダニエルもまた、彼らによって愛を知り、いつか作りたいと願っていた
 人の心を開く音楽を、作り出していく。

 順風満帆とはならず、閉鎖的な村の中で、様々な弾圧や暴力を受けるけど
 重い心臓病のはずのダニエルは、なぜかどんどん活き活きとしてくるの。
 自分にとっての歓びを、愛を、見つけられたからなのかしらね。

 ラストのコンサート会場、思わず私も声を出しそうになったわ。
 人々の心が共鳴した声は、ダニエルをこれまでの苦痛から解き放ち
 安息の地への道しるべとなっていったのね。

 この作品、歌声も素晴らしかったけど、素敵な言葉がたくさんあったわ。
 特に、レナがダニエルに言い聞かせてた
 「死は存在しないから、怖くない」が、とても印象的。
 彼女の愛の深さは、ダニエルを優しく包み込んで
 あぁ、私もこんな女性になりたい!と。(がんばる)

 宗教色もありますが、人から放たれる声による、歌や言葉が
 心に響いて染み渡るのを、じゅうぶん堪能できる素敵な作品でしたわ。

       公式HP





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Last updated  2006/01/12 08:19:17 PM
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