もりっぺ★のほほ～ん　　　

■監督　リシャール・ベリ
■音楽　レノ・イザーク
■出演　ジュール・シトリュク／マボ・クヤテ／ジョセフィーヌ・ベリ
■ストーリー
少年の名前はセザール・プチ（ジュール・シトリュク）。10歳半、１ｍ３９ｃｍ。学校ではまるで目立たない存在だった。親友のモルガン（マボ・クヤテ）は反対にかっこよくて成績優秀。でもそんな彼にも、自分の父親を知らないという悩みがあった。セザールは現在、転校してきたばかりの美少女、サラ（ジョセフィーヌ・ベリ）に恋していた。しかし彼女にどうアピールしたらいいか分からず悩んでいた。


　なんとも言えず可愛らしい♪　アメリの子供版って感じがしたわ。
　この映画、セザールの心の声で進められてて、余計な情報がないとこがいいわ。

　彼は名前（セザール＝皇帝）と太り気味を気にしてるんだけど、その割りには
　甘い物を次から次へと、パクパクパク…。（痩せる気なし！）

　でも、この男の子、見たことあるわぁって思って良く見ていたら
　そっか、嵐の大野君に似てるんだわ☆と納得（笑）
　ちょっとトボけた雰囲気も、ますます似てるのよね。

　友達の両親は離婚していたり、父親の顔を見たことがなかったりと
　家庭環境の描き方は現実的なんだけど、やっぱりどこかファンタジックで。
　しかも子供の視点で見てるから、何かユーモラスなのよね。

　子供だけのイギリスプチ冒険旅行も、ドタバタありながらも最後は大円団。
　そこも素直に微笑ましく感じるわ。良かったわね、セザール♪

　休日の午後、ほのぼの・ボ～ンヤリ見れる、可愛らしい作品でした。
　因みに私は、平日の夜中に見たんですけどね…。