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カテゴリ:映画
■監督 ジョー・ライト ■衣装 ジャクリーヌ・デュラン ■出演 キーラ・ナイトレイ/マシュー・マクファディン /ドナルド・サザーランド/ジュディ・デンチ ■ストーリー 18世紀末のイギリス。田舎町に暮らすベネット家の5人の子どもはいずれも女ばかり。母親はなんとか娘たちを資産家と結婚させようと躍起になっていた。そんなある日、近所に独身の大富豪ピングリーが引っ越してきた。にわかに浮き足立つ5人姉妹。そして舞踏会の夜、次女エリザベス(キーラ・ナイトレイ)は、ピングリーの親友ダーシー(マシュー・マクファディン)と出会う。しかし彼の高慢な態度に強い反感を抱くエリザベス。さらに、あらぬ誤解からダーシーへの嫌悪感はますます募っていくのだったが…。 イギリスの女流作家、ジェーン・オースティンの名作小説『高慢と偏見』を これが長編映画初めて、若干33才のジョー・ライト監督が 見事に映像化しちゃいましたね。とは言え、原作は未読ですが…。 全編オールロケで、田舎の広大な景色や、古いお屋敷など、素晴らしいわ♪ ヴィクトリア朝の衣装や家具にも、ひたすらウットリ。 あの舞踏会、私も出たいわぁ~と、叶わぬ妄想を抱いたのは、私だけじゃないはず。 でも、この時代の女性の立場というのは、かなり厳しいものだったのね。 家督の相続は男子にしか許されず、女子は結婚でしか生きる術がないなんて。 その中で、聡明なエリザベスがどれだけ窮屈な思いをしたか。 この作品、そのあたりもキチンと描かれていて、原作を知らない人でも 時代背景が分かりやすく、入りやすかったですわ。 原作からしたら、主役の二人、ちょっと素敵過ぎるらしいが それはそれで良いわぁ~って感じなのよ。 キーラ・ナイトレイが美しいのはさることながら ダーシー役のマシュー・マクファディン、エリザベスを見つめる 憂いを含む眼差し、どうか私にも!!と、叫ばずにはいられない!(笑) ジョン・キューザックをもっと素敵にした感じかしら。 とにかく、今後も注目の俳優さんですわ。 大好きなドナルド・サザーランド、娘の幸せを思う心優しき父親そのもの。 あのラストの表情は、思わずもらい泣きしちゃったわ。 それにしても、あの身勝手でおバカな妹、今なら往復ビンタものね! お母さんは、しゃべりすぎですわよ! 牧師は、鈍感すぎ…(苦笑) 古典的な作品だけど、どこか常にユーモアがあって、クスクスと笑えるの。 ちょいとハラハラの恋模様も含め、素敵な映画でございました。 そうそう、古典的といえば、紳士たちは皆、プロポーズの時に必ず跪くのね。 なんか素敵だわぁ☆と、羨ましがったりして(グフフ) そういえば日本のマシュー(?)も、乙葉ちゃんに跪いてプロポーズしたんだっけ。 意外だったけど、やるじゃん!!って感じだわね(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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