テーマ:お勧めの本(7371)
カテゴリ:本
出版社:幻冬舎 フィンランドの首都ヘルシンキの街角で 日本人女性サチエが経営する「かもめ食堂」。 そこで繰り広げられる、日常的なようでそうでない 不思議で幸福な物語。 『ハラゴシラエして 歩くのだ。』 群よう子さんが映画のために、初めて書き下ろされた作品なの。 配役の小林聡美さんや、もたいまさこさん、片桐はいりさんを 思い描きながら、読み進めて…、あっという間。 読み終えた時、美味しいお水を飲んで、体にすぅ~っと入っていく、そんな作品なの。 生きる目標がなくて、自分をつまらないモノと思わず 毎日、自分を持って生きていれば、いいこともたくさんあるってこと。 説教じみたところは全然なく、淡々とした語り口が素敵。 ヘルシンキの町の人たちの「かもめ食堂」に対する噂話、クスッと笑えていいわ。 私の持つフィンランド、もっと愛想のいいお国柄かと思いきや…。なるほどですね。 個人的にツボは、ミドリさんが書いた、トンミくんの名前の漢字の当て字。 ちょうど電車の中、ニヤ~リと笑った自分、悪くないわ。(多分) お友達のヘロデさんから借りた本ですが(←ありがとうございます) とぼけた挿絵も、なんともはまってて、ますます愛しく、 自分の手元に置いて、時々読み返したくなる、そんな一冊です。 さぁ、次は映画で、さらにホンワカさせて、もらいましょっ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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