テーマ:映画館で観た映画(8534)
カテゴリ:映画
■監督 アン・リー ■原作 アニー・プルー ■音楽 グスターボ・サンタオラヤ ■出演 ヒース・レジャー/ジェイク・ギレンホール/ミシェル・ウィリアムズ ■ストーリー 1963年、ブロークバック・マウンテンの牧場の季節労働者として一緒に働くことになった20歳のイニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)。山でキャンプをしながら働く2人は友情を深め、そしていつしか友情を超えたものへと変わっていくのだったが…。 20年にも渡る、男同士の禁断の愛の物語を、アン・リー監督が映画化。 アカデミー賞で、監督賞、脚色賞、作曲賞の3部門を受賞した作品。 壮大な自然の美しさの中、そうなることが当たり前かのような流れ。 淡々と進んでいく二人の愛を、ゆっくりと、静かに伝えていく。 ラストは意外だったけど、そういうことでしか決着がつかなかったのかしらね…。 主演のヒース・レジャーは、「ブラザー・グリム」とは全然違う、抑えた演技。 どんどん私の中で、株が上がっていくわ、彼。 無骨な態度も、繊細な心ゆえ。う~ん、いいわぁ~。 もちろん、思慮深げな眼差しのジェイク・ギレンホールも 相変わらず、何かを訴えかけてくる目が素敵。 あの目で迫られたら、婚約者のいるイニスも、ちょっと後へは引けないわね(笑) ただ、役が年齢を重ねても、彼特有の少年くささがぬけず ちょっとインチキ野郎ちっくに見えたのは、私だけなのだろうか…。 そういえば、映画の中でも夫婦役だったヒースとミッシェルは、この作品が縁で 本当の夫婦になっちゃったのよね。すでに第1子もいらっしゃるそうで。 まさか映画と同じ、ジェイクとのことのカモフラージュなのか!?(笑) 大自然の美しさを堪能しつつ、愛の形はひとつじゃないってこと。 後からジンワリと、考えさせられる作品でしたわ。 『ブロークバック・マウンテン』公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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