もりっぺ★のほほ～ん　　　

■監督　ショーン・レヴィ
■脚本　レン・ブラム/スティーヴ・マーティン
■音楽　クリストフ・ベック
■出演　スティーヴ・マーティン/ケヴィン・クライン/ジャン・レノ
■ストーリー
　世界的に有名なフランスのサッカー監督が殺され、彼が所有していたダイヤの指輪“ピンクパンサー”が消えてしまう。捜査を指揮するドレイフェス警視（ケヴィン・クライン）は、クルーゾー警部（スティーヴ・マーティン）を操作に抜擢。クルーゾーはアシスタントのポントン（ジャン・レノ）とともに手がかりを探しにNYへ向かうことに。


　ピーター・セラーズがクルーズ警部に扮し、アニメでもお馴染みのシリーズのリメイク版。
　とは言え、私はオリジナルを見たことがないので、この映画は新鮮。

　おバカな小ネタギャグ満載で、予想通りのことを、予想通りにやってくれるから
　コレにハマったら最後、何をしても爆笑なの。
　
　脚本にも参加しただけあって、スティーヴ・マーティンが、のびのび楽しげ（笑）
　アチョーッ！！のポーズや、ちょっと気落ちしてシュンとなっている顔が、なんとも可愛らしい♪

　ジャン・レノとのコンビも、最初はチグハグだったのが、徐々にしっくり。
　特にトカゲダンスには、やられましたわぁ～。
　あの衣装を着せられた時点で、ジャン・レノも腹をくくったのか、ノリノリでしたよね？（笑）
　
　クライヴ・オーウェンが、ひょんなトコで出演には、ちょっと笑ったわ。
　ちょうど映画が始まる前に、『インサイド・マン』の予告で
　銀行強盗犯に扮している、シリアスな彼を観たばかりだったのに。。。

　展開は単純、でも安心（？）して、ケタケタ笑っていられる、ドタバタコメディー。
　なぜパリが舞台なのに英語なの？とか、これは犯罪なのでは？とか
　あまり細かいこと考えず、なるべく頭カラッポにして
　彼らのオトボケぶりに、のっちゃいましょ～♪


　余談ですが、　私、以前から、スティーヴ・マーティンと関根勤さんが重なるの。
　もし日本版ができるなら、関根さんにこの役をやってもらいたいですわ。


　　　　　『ピンクパンサー』公式ＨＰ