テーマ:映画館で観た映画(8530)
カテゴリ:映画
■監督 中島哲也 ■原作 山田宗樹 ■音楽 ガブリエル・ロベルト/渋谷毅 ■出演 中谷美紀/瑛太/伊勢谷友介 ■ストーリー 昭和22年、福岡県大野島に生まれた川尻松子(中谷美紀)は、幼い頃からお姫様のような生活に憧れるも、ある事件がもとで20代で教師をクビになる。そこから彼女の転落人生が始まるのだが。。。 大好きな『下妻物語』の中島監督作品。 冒頭から、荒川の河川敷で、松子が死体で発見され 甥役の瑛太君が、渋々彼女の部屋の片付けを始めるんだけど な~んかね、悲惨さがないっていうか、とにかくポップなのよ♪ 原作を未読のため、のっけから中島ワールドを堪能した私。楽しぃ~☆ 中谷さんってこんなに美しかったかしらぁ~と、ひたすらウットリ。 終盤のボロボロメイクも、あの力を放つ鋭い眼差しを、余計に倍増させてるわ。 どこまでも落ちていく松子を、彼女がのり移ったかのように活き活きと演じきった彼女。 さすが「松子を演じるために、女優を続けてきた」と言い放ったほど。 場面ごとに松子の周りには、様々な花が咲いていて、中谷さんの美しさを倍増。 BONNIE PINK、AI、土屋アンナちゃん、ゴリ、片平なぎささん等々。。。 歌あり、踊りありのファンタジックな映像と、豪華で贅沢なプチ出演者達に 「ウォーリーを探せ!」気分♪(←古い?) 相変わらず、思わぬところでヒョッコリ出てきて、いい感じに安心感をくれる良々さん。 でも、今回はちょっと、オイシ過ぎなんじゃないのぉ!? 中谷さん、サービスしすぎよ!(笑) 衝撃的だったのがクドカンね。 出演するのは知っていたんだけど、まさかあのような役で。。。 次からちょっと、見る目が変わってしまいそうよ。 個人的にお気に入りは、松子の友人役で登場の黒沢あすかネエさん♪ 瑛太くんにあんなことしちゃうなんて。。。きゃっ(〃∇〃) 彼女の、何ともいえない妖艶な、そして根性の座ったオーラを放つお姿。素敵☆ 私だったら、ドコまでもついて行きまっせ!! ひたすらに不器用な松子が、自ら、悪い方、悪い方にと道をチョイス。 最悪の状態に「もうこれで人生、終った」って落ち込むんだけど 何故かすぐに立ち直るの。「私、まだイケる!」って。凄いパワー。 でも父親との関係、あの変顔、そして「まげてのばして」が、涙を誘うのよね。 可笑しいだけじゃない、切なくも哀しい松子の愛の物語。 きっとラストでは、一緒に呟くはずですよ、あの言葉を。(うふふ) お薦めでございますぅ☆ 『嫌われ松子の一生』公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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