143961 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

もりっぺ★のほほ~ん   

もりっぺ★のほほ~ん   

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006/09/06
XML
カテゴリ:映画
guemuru


■監督・脚本 ポン・ ジュノ
■音楽 イ・ビョンウ
■出演 ソン・ガンホ/ペ・ドゥナ/パク・ヘイル

■ストーリー
 ある日ソウルの中心を流れる漢江の河川敷に、突如出現した正体不明の巨大怪物<グエムル>。河川敷で売店を営んでいるパク一家の目の前で、さっきまで楽しそうに談笑していた人々が、次々と襲われていった。気づいたときには遅く、家長のヒボン(ピョン・ヒボン)、長男カンドゥ(ソン・ガンホ)、次男ナミル(パク・ヘイル)、長女ナムジュ(ペ・ドゥナ)の4人の愛を一身に受けて明るく育った、カンドゥの娘ヒョンソ(コ・アソン)がグエムルにさらわれてしまうのだった…。




 予告を観た時から気になってて、B級映画の香りがほのかに漂っていたのだけど
 いやはや、軽~くビンタをくらってしまいましたわよ。

 出だしは、あからさまな対米批判的なシーンが、アリエナイ感じで笑える。
 だって、怪物が作られちゃった原因が、米軍人の
 「漢江のような広い心をもって~」とかいうテキトーなノリで
 ホルムアルデヒドを、下水に不法投棄しちゃったからなんて。

 のんびりと穏やかに過ごす風景から一変、川から現れた怪物の
 手頃なサイズ・姿形に、妙なリアルさがあって、怖いのよ、コレが!
 ホントに川の生物が突然変異起こして、こんなんになっちゃうかも!!って思えたわ。
 さすがロードオブ~のWATAが、VFXを手がけただけあるわね~。
 怪物が襲い掛かるシーンで、本気で「ぎゃー」と叫んでしまったわ。

 ストーリーはバカバカしい笑いの中に、ところどころに社会風刺が混ぜ込まれ
 それでいて、何が何でも娘を助けるんだという家族愛も見せ付ける。
 だからと言って、むやみに感情移入しちゃうと、ラストにやってくる
 定説どおりに想像しうる、こうなるであろうの展開が
 あっさり覆されて、驚く、驚く。。。面白い!

 ソン・ガンホのダラダラなダメ親父っぷり、いい味出してて、何となく可愛い。
 こういうオバちゃん、いるよね、、、とも。
 ダメながらも、一生懸命娘を救おうと頑張る姿の、可笑しさと切なさとが入り混じって
 バンバンッと背中を叩いて、励ましたくなる。

 ポン・ ジュノ監督との「殺人の追憶」も、気になる作品。
 今度DVD、見てみようっと。

 ただの怪獣映画と思って侮っていると、見事なしっぺ返しにあいますわ。
 セオリーどおりにいかない、新しい韓国映画を、是非楽しんでくださいませ♪


     『グエムル-漢江の怪物-』公式HP








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/09/07 09:47:41 PM
コメント(4) | コメントを書く


PR

Calendar

Profile

acco_i

acco_i

Archives

2024/10
2024/09
2024/08

Category

Recent Posts

Favorite Blog

ちび子の旨いものパ… ちび子113さん
右手にいちじく ただつきさん

Comments

☆もりっぺ☆@ Re:ヘロデさん こんばんは~☆ おぉ、こういうお顔、お…
ヘロデ@ フィクサー 「フィクサー」・・・意外とこういう顔に…
☆もりっぺ☆@ Re:ちび子113さん 良かったんですよ~、思いのほか。(笑) …
ちび子113@ フィクサー よかったっすか!やっぱり見に行こうかな…

© Rakuten Group, Inc.
X