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2006/10/16
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カテゴリ:映画
WTC

■監督 オリバー・ストーン
■音楽 クレイグ・アームストロング
■出演 ニコラス・ケイジ/マイケル・ペーニャ

■ストーリー
 2001年9月11日の早朝。いつものように家を出て署へと向かう港湾警察のジョン・マクローリン巡査部長(ニコラス・ケイジ)。彼は署に着くと部下たちを集め“お互いを守り合い、事故のないように”と言葉をかけ、それぞれの現場へと送り出す。ところが間もなく、世界貿易センタービルの北棟に旅客機が激突する大惨事が発生、港湾警察官たちに緊急招集がかけられ、マクローリンを班長としたウィル・ヒメノ(マイケル・ペーニャ)らで救助チームが結成され、現場へと急行するのだった。。。





 9.11米国同時多発テロの際、崩落した世界貿易センタービルの瓦礫の中から
 奇跡的に生還を果たした、2人の港湾警察官の実話に基づくヒューマンドラマ。
 救助された20名の中の、18、19番目に救助された二人のお話。

 実はオリバー・ストーン監督は、結構苦手な監督の一人。
 彼の作品だと思って、最初は観るのをやめようと思っていたのだけど
 。。。なんかね、私は観ておいて良かったなって感じです。

 映画の大半は、瓦礫に埋もれてしまった二人の会話や回想を中心に
 安否を気遣う家族のシーンなどで、派手な爆破や、妙なお涙頂戴的な盛り上げもない。
 苦手とするオリバー監督臭がなく、政治的背景や批判もない。

 ひたすら救助を信じて、家族のもとに帰りたいと願う二人と
 二次災害で、今にも自分たちも巻き込まれるかもしれないという中
 一人でも多く救助したいと奮闘する人々の姿が、ありのままに描かれている。
 これが実際にあったことと思うと、人間って凄いなって、とても感じさせられた。

 マクローリン役のニコラス・ケイジ、ギラギラ感も抑え気味で、家族を愛し
 日曜大工を趣味とする、寡黙な中年男性に徹した演技で、いいかも。
 
 一緒に埋もれてしまったウィル・ヒメノ役のマイケル・ペーニャ。
 去年観た『』でも思ったけど、外見は強面だけど、中身は優しき家庭人にピッタリ。
 産まれてくる子供の名前をめぐってのやりとりが、これまたジンワリ。
 
 冒頭の朝日に包まれるツインタワーが映し出されただけで、涙ぐんでしまった私。
 そこで起こってしまった悲劇を思うと、息苦しさで肩に力。
 事件を映像でしか知らない私ですらこうなのに、ご遺族の方や関係者は
 どんな気持ちでこの作品を、ご覧になるのかと考えると。。。

 ただ、普通の人々が、ある日突然悲劇に見舞われる。
 その悲しみと、怒りと、憤りと、無念と、人の命の尊とさと。
 この作品を観て、自分の出来ることは何か、考えてみることが大事かな、と。


   『ワールド・トレード・センター』公式HP






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Last updated  2006/10/16 08:46:44 PM
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