もりっぺ★のほほ～ん　　　

■監督　デヴィッド・Ｒ・エリス
■音楽　トレヴァー・ラビン
■出演　サミュエル・Ｌ・ジャクソン/ジュリアナ・マーグリーズ

■ストーリー
　リゾート地ハワイで青年ショーン・ジョーンズ（ネイサン・フィリップス）は、偶然、大物ギャング、エディ・キムが検事を殺害する現場を目撃してしまった。唯一の目撃者ショーンをＬＡの大陪審で証言させるため、ベテランＦＢＩエージェントのネヴィル・フリン（サミュエル・Ｌ・ジャクソン）が護衛につく。しかし、キムはショーンの口を封じるため、彼が乗り込んだＬＡ行きの便に大量の毒ヘビを積荷として忍び込ませていた。。。



　高度３万フィートの上空のジャンボ機内で、数千匹の毒ヘビに襲われる。
　そんな想像しただけでも恐ろしい設定を、あの『デットコースター』の
　デヴィッド・Ｒ・エリス監督が、映画にしてしまった！

　オープニングはハワイの海辺で楽しげに、突如始まる殺人シーン。
　そして、旅行気分を一転させる、機内の蛇ウヨウヨ攻撃。（笑）
　このいきなりでおバカな展開が、絶妙で笑えるのよ♪

　お約束のお色気シーンも、ギャグとも思える蛇との戯れ(？)シーンなど
　Ｂ級映画さテンコモリが、ドカンドカン。やられたぁ～。
　本物のヘビを使っての撮影、俳優業も楽じゃないな･･･と思いつつ
　監督さん、ホント好きなのねぇ～って、こっちまで楽しくなるのよ。　
　マニア（？）のツボをキッチリ押えてくれてるてて
　観ていて気持ち悪…いや、イイッ！！(笑)

　もちろん、サミュエルがノリノリで演じてるのも、良いわぁ♪
　皆パニックで、ガンガンとヘビ達に咬まれまくってるっていうのに
　ビンを割った即席撃退棒や、ライター火炎器などで、執拗に近寄ってくる彼らを
　「オレに任せろ！！」ってな具合に、蹴散らしちゃうわけですよ。
　そしてラストの彼の行動、ありえないでしょぉ～～！！

　どこまでもヤラかしてくれる彼らに、いつしか拍手しちゃってる自分に気付くのよ。
　
　そうそう、『インサイドマン』では非難の対象だったプレステも
　この作品では賞賛されてて、そんなパロ具合も笑えるわ。

　エンディングに流れるコブラ・スターシップのPVにも、サミュエルったらプチ出演。
　楽しもうぜ！感放出で、最後までニヤニヤさせてくれるのさ！！

　ヘビ嫌いな方にはとてもお薦めできないけど、多少なりとも興味をお持ちでしたら
　是非とも劇場でご覧になってくださいませ♪ヘビちゃん達がお出迎え。
　因みに私、この映画を一人で鑑賞いたしましたわ。（笑）


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