もりっぺ★のほほ～ん　　　

■原題　THE DEVIL WEARS PRADA
■監督　デヴィッド・フランケル
■音楽　セオドア・シャピロ
■出演　メリル・ストリープ/アン・ハサウェイ/スタンリー・トゥッチ

■ストーリー
　大学卒業後、ジャーナリストを目指してＮＹにやってきたアンディ（アン・ハサウェイ）だが、ひょんなことから一流ファッション誌「RUNWAY」のカリスマ編集長ミランダ（メリル・ストリープ）のアシスタントの仕事に就いてしまった。おしゃれに全く興味のない彼女は、ミランダからの要求に悪戦苦闘の毎日を送るのだが…。





　原作者のローレン・ワイズバーガーは、ヴォーグ誌の女性編集長のアシスタントを
　つとめた経験をもち、彼女の実体験を基にしたといわれる小説の映画化。

　出だしから、キレイなお姉さまたちのお着替えシーンで、何やらムフフ。
　これから戦場に向かう女戦士さながらに、凛々しく装う彼女たちは素敵。
　その中を、センスゼロのアンディが、のっそりのっそりと、対比が可笑しい。

　アンちゃんって、あんなに目が大きかったっけ？あんなにグラマーだったっけ？？
　『ブロークンバック・マウンテン』では、テキサス美女を演じるため
　髪をブロンドにしちゃってたけど、彼女にはやはりダークブラウン（？）がお似合い。
　前髪を、目にかかるぐらいにパッツリ切りそろえたスタイル、可愛い☆
　ダサダサな田舎娘（←古いね）が、美しく変身！！の小気味良さったら♪
　　
　相変わらず存在感大の、メリル・ストリープ！
　５７歳にして、あのスタイルや姿勢の良さ、素晴らしいわね。
　このワガママ放題的な女王様の編集長役を、貫禄たっぷりに演じてて
　まさに「デビル」にふさわしかったですわ。（笑）
　アンディを、頭からつま先までナメ見した視線、私に向けられることがなくて幸せだわ。

　で、やっぱり好きだわぁって思ったのが、ナイジェル役のスタンリー・トゥッチ。
　あの、なんとも言えないセクシーさ、温か味のある眼差し。
　お願い、私もまるごと着せ替えて！！と、アンちゃんに嫉妬でしたわ。
　女性陣ばかりにスポットがあたるけど、彼の着こなしも素敵なのよ。(*￣∇￣*)
　
　ストーリーは、お決まりなサクセス系で、展開もミエミエの定番物。
　でも、プラダはもちろんエルメスやシャネル、マーク・ジェイコブス、Ｄ＆Ｇなど
　女性憧れのブランドが、惜しげもなく放出されていて、目の保養♪
　ファッション業界の裏側も垣間見れて、面白いの。

　苦手なものを出来ないと決め付けず、前に進んでいこうとする主人公に
　「よっしゃっ！」とファイトをもらえる、爽快な作品でございましたわ。
　女性はもちろんですが、男性の方にも観ていただきたいな、と思いました☆


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