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カテゴリ:映画
■原題 ERAGON ■監督 シュテフェン・ファンマイアー ■原作 クリストファー・パオリーニ ■音楽 パトリック・ドイル ■出演 エド・スペリーアス/ジェレミー・アイアンズ /レイチェル・ワイズ(声) ■ストーリー 遥か彼方の帝国アラゲイシアは、かつてエルフ、ドワーフが人間と共存する平和な土地だったが、ガルバトリックス王(ジョン・マルコビッチ)の圧制の下、帝国は大きな混乱の中にあった。15歳の少年エラゴン(エド・スペリーアス)は、ある日、森の中で光を放つ青い石を見つける。その石こそ、世界の運命を握るドラゴンの卵だった。卵からかえったドラゴン・サフィラを密かに育て始めたエラゴンは、王が放った魔物に叔父を殺され、自らの運命、伝説の種族・ドラゴンライダーとして選ばれた事を知るのだった。。。 原作者のクリストファー・パオリーニが、15歳の頃から書き始めた作品。 3部作となる作品の、第1章目を映画化。 原作は未読のまま、いきなり映画を鑑賞してみました。 私、エラゴンってドラゴンの別名(?)なのかと思っていたら 主人公のドラゴンライダーの男の子の名前なのね。( ̄∇ ̄*)ゞ ストーリーは、ファンタジーの定石を踏まえてて、単純明快。 中世っぽい雰囲気や、ドラゴンやらエルフやら、心ときめくお膳立て。 でも、比べてしまうのは申し訳ないけど『ロード・オブ・ザ・リング』より だいぶ軽い印象かなぁ。CGもイマイチ感が否めないし。 それでも、ドラゴンは素敵。産まれたての可愛さと、成獣になってからの姿はウットリ。 ドラゴンライダーが死んでしまうと、ドラゴンも死んでしまうっていう 一心同体的な関係が、このストーリーのキモな気がしますわ。 顔中ウジのわいた魔物には、ウヘェ~となるけど、ドラゴンに乗っての空中戦は スピード感タップリで、ジェットコースターに乗ってる感覚。 ラストの戦闘シーンでは、多分、息止めてたわ。(笑) ま、私にとってこの作品、実のところストーリーより、役者目当てでございますの。 エラゴン役のエド・スペリーアス君、事前の画像では朴訥とした 素朴な男の子って感じだったけど、スクリーンの中での彼は、とってもキュート♪ ちょっとハニカンダ笑顔なんて、思わずニヤーっとしちゃうわ。 サフィラの心の声を担当したのは、大好きなレイチェル・ワイズ♪ 彼女は女性らしいセクシーな声なんだけど、子を思う母親のように優しげ。 エラゴンを命をかけて守ろうとする、ドラゴンにぴったりでしたわ。 私の中でドラゴンの声と言えば「ドラゴンハート」のショーン・コネリーだったけど 今回で、ドラゴン=男性って方式が、覆されましたよ。 ブロム役のジェレミー・アイアンズは「キングダム・オブ・ヘブン」とかぶります。 ですが、あの暗い過去を暗いまま持ち続ける姿は、彼の十八番でしょう。 時折見せる優しげな表情は、年齢を重ねた人だからこその憂いがございますわ。 そうそう、ダーザ役って、ロバート・カーライルだったのよね。 あのメイクに髪型、ちょっと気がつかなかったわ。 っていうより、萩原流行さんにしか見えなかったのよ。。。(ごめんなさい) ちょっとしか出番がなかったジョン・マルコビッチ、相変わらず悪役顔だわぁ~。 ニコリともしない顔が、不気味で素敵(* ̄∇ ̄*) 次回作では、もっと活躍の場があることを期待しますわ。 そして、今回のもりっぺ的掘出しモノは、アーリア役のシエンナ・ギロリーですわ☆ 吸付くようなシットリとしたお肌とか、美しい瞳が放つ射るような視線とか 鎧に身を包んだ凛々しげなお姿とか、微笑んだ優美な口元とか、、、、。 好みの分かれる顔かもしれないけど、彼女の野生的な美しさに惚れました。(〃∇〃) この作品、原作をだいぶ端折った出来のようで、原作ファンにはちょっと不評らしいわ。 なので、読まずに観るほうが、正解っぽいかもですね。 スピード感があって、なかなか楽しめましたもの♪ まぁこれから、次回作が出来る前に、原作を読んでみようかな~っと。 『エラゴン 遺志を継ぐ者』公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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