テーマ:映画館で観た映画(8529)
カテゴリ:映画
■監督・脚本・製作 ジョージ・ミラー ■音楽 ジョン・パウエル ■振付 セイヴィオン・グローヴァー ■声優 イライジャ・ウッド/ロビン・ウィリアムズ/ ニコール・キッドマン/ヒュー・ジャックマン ■ストーリー そこは皇帝ペンギンの国、エンペラー帝国。彼らにとって何より大事なことは、自分だけの“心の歌”を見つけること。歌でハートを伝えられなければ、大人になった時に最愛の人に巡り逢うことは出来ないのだった。ところが、ノーマ・ジーン(ニコール・キッドマン)とメンフィス(ヒュー・ジャックマン)の間に生まれたマンブル(イライジャ・ウッド)は筋金入りの音痴。しかも、ハートを伝えようとすると、歌の代わりに誰にもマネの出来ない華麗でハッピーなステップを踏んでしまうのだった。 第79回アカデミー賞長編アニメ部門でオスカーを獲得した作品。 映画館で観てから、既に3週間経ってしまっているので このレビューも、今更感が漂いますが、ご勘弁を。。。 オープニングから歌社会(?)の皇帝ペンギン達に、アドレナリン全快。(笑) モンローもどきのノーマ・ジーンと、エルビスもどきのメンフィスの 愛を確認しあって歌う姿に、な~んかウットリしちゃったりして。 そして生まれた赤ちゃんペンギン、モフモフ・パタパタと可愛らしいことったら。 マンブルだけ、声をあてたイライジャに合わせての、透き通るようなブルーの瞳。 キャハキャハと楽しそうにタップしてる姿に、もうメロメロ。 音痴だって許しちゃうわよ!(ギュッっとしたい!!) もともと監督は、この作品を実写で撮るつもりだったらしいのだけど さすがにペンギンに、ダンス教えるの無理でしょ~ってことで 泣く泣くCGにしたって話。さすが『ベイブ』の監督ですわね。 仕方なく、、、とは言え、ロード・オブ・ザ・リングでもお馴染みの モーションキャプチャーを駆使してて、ペンギンたちの踊りが、とてもリアルで楽しい♪ 特に、マンブルにはタップの神様、セイヴィオン・グローヴァーが担当したとのこと。 でも、チビペンギンの短足でチョコマカとした動きは、神様的にはどーなんだろうか。(笑) 2年前に公開された『皇帝ペンギン』で見た世界が、CGで甦ってますね。 体を寄せ合い、必死で卵を守る父親たちや(寒そ~) 海の中で飛んでいるように泳ぐ、ペンギンたち。(楽しそう~) そして、食べる前にひとしきり餌(ペンギン)で遊ぶシャチやアザラシ。(怖いよ~) そして、声優陣も豪華すぎでしょう!! CGアニメの場合、いつもだったら吹替え版を観るようにしているのだけど 今回のラインナップを見て、字幕版に急遽切り替えちゃいましたわよ。 成長したマンブルの声を、イライジャ・ウッド。 瞳の色が彼を思い出させ、マンブルって言うより、イライジャそのものって感じ。 「サム!」って言い出すんじゃないかと、耳をそばだてておりましたわ。 父親メンフィスの声を、ヒュー・ジャックマン。(きゃ~♪) エルビスになりきり、「ハートブレイクホテル」を歌う姿もきまってるぅ☆ リーゼントでないのが不思議なぐらい。(シャキーン) 自分が卵を落としたせいで、マンブルが変になったと イジイジと沈んだ姿も、ペンギンの姿だけに、妙に可愛い。 母親ノーマ・ジーンの声を、ニコール・キッドマン。 あの色気のある声は、まさにマリリンだわぁ~♪ マンブルのタップ癖(?)を最初から彼の個性だと認めて、うん、母親ですわね。 そして、ラブレイスとラモンの二匹を担当した、ロビン・ウィリアムズ。 相変わらず芸達者な彼。二役演じていることに、エンドロールまで気づかなかったわ。 そーいえば、タイプが似ていたような、ないような。 アミーゴス、さいこー!! ストーリーは、前半はドタバタ・キャピキャピの、楽しいミュージカル♪ それが後半は一変して、地球環境問題を考えさせられるような内容。結構深刻。 しかも、かなり駆け足状態の展開で、一気にラストにもってかれ マンブルそれでいいのか!?と突っ込みどころ満載。(笑) それに、子供の頃のホワホワした可愛さが 大人になると、なぜか中途半端に上半身を残した産毛で ちょっと、いえかなり不気味になってしまっているのが、残念だわ。 どうせなら、他の子達と同じに、ちゃんと成長させてあげればいいのに。 あの瞳の色とタップの違いで、十分見分けがつくと思うんだけどなぁ~。 まぁ、子供の頃があまりにも可愛すぎたってのもあるわよね。 子供のままでいいじゃん!!って意見、納得ですわぁ。(話し続かないけど) でも、彼ら全員で歌って踊るシーンは、見応え十分で、最後まで楽しめたわ♪ とにかく、赤ちゃんペンギンの可愛さを堪能してみて♪ エンドロール、彼らのカーテンコールを、是非ともお楽しみに☆ 『ハッピーフィート』公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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