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2007/04/23
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カテゴリ:映画
蟲師


■原作 漆原友紀『蟲師』
■監督・脚本 大友克洋
■脚本 村井さだゆき
■出演 オダギリジョー/江角マキコ/蒼井優
■ストーリー
 100年前の日本。そこには、精霊でも幽霊でも物の怪でもない妖しき生き物“蟲”がいた。蟲は人間に取り憑き、不可解な自然現象を引き起こす。蟲の謎を紐解き、蟲に取り憑かれた人々を癒す能力を持つ者は“蟲師”と呼ばれた。自ら蟲を引き寄せる特異体質のギンコ(オダギリジョー)も、そんな蟲師の一人。日本中を旅しながら、各地で人々を癒してきた。



 このところ流行のように出回っている、漫画の実写版映画。
 『どろろ』は結局、観る気を失せてしまったんだけど
 この作品は、大友監督だし、オダジョーだし、ヴェネチア国際映画祭だし(笑)
 何となく触手が向いて、予定外に観ることにしてしまったのよ。

 うん。意外と楽しめましたわ。(えらそう?)
 原作ファンにはかな~り不評ですが、無知な私にとって、ストーリーは二の次。
 きっとそれが良かったのね。それぞれのキャラを知らないから、素直に入れた。
 観終わった感想としては、あぁ日本って素敵だわ♪って感じ。(笑)

 ストーリーは、一話完結モノの原作の、4話分ぐらいをまとめたようです。
 もっとオドロオドロシイのかと思っていたのに、拍子抜けのように静かな展開。
 仰々しい音楽も殆どなく、全編に流れるのは、虫や鳥の声、草木のそよぐ音
 川のせせらぎ等々の、自然が織りなす素朴な音楽。
 そして、ロケ地を数ヶ月もかけて探したというだけあって、いかにも「蟲」が出てきそうな
 しっとりとした古き良き日本の風景に、ゆったりと身を任せてしまったわ。

 片目の銀髪青年(アダルト鬼太郎?)、ギンコ役のオダギリジョー。
 彼の佇まいが、やはりとても好きだわぁ。
 特別美形というわけではないのに、ついついウットリと見てしまう。
 周りが着物姿に対して、彼だけは洋服風な上下の衣装も
 銀髪というだけで異質な役だからこそ、なぜかシックリとする。
 もっとストイックなのかと思ったけど、驚いたり、怒ったり、泣いたり、笑ったり
 意外に普通に喜怒哀楽を示すギンコに、親しみがもてたりも。

 ぬい役の江角さんは、、、まぁ、江角さんってことで。(笑)
 それよりもやはり、淡幽役の蒼井優ちゃんよねぇ~☆
 脇息に軽くもたれ、前をまっすぐ見つめる凛とした姿や、痛みの辛さで歪んだ顔。
 長い菜箸のようなモノで、グサッ、しゅるるるるぅ~、あぁ凛々しい!!
 でも、一番好きな表情は、ギンコとの道行きだわね。あのシーンにはキュンとくる。
 彼女は、少女にもなり、少年にもなり、女にもなる。ますます野性的で素敵です。

 大友監督の実写映画だ!っていう期待は、ちょっと壊されたけど(笑)
 日本の自然の奥深さと、オダジョーの不思議な魅力と、優ちゃんの野生と
 温泉の効き目は凄い!ってのを、堪能できる作品でしたわ。(笑)
 私は好みでしたが、お薦めは、、、あまりしません。( ̄∇ ̄*)ゞ


   『蟲師』公式HP







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Last updated  2007/04/23 08:33:18 PM
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