テーマ:映画館で観た映画(8530)
カテゴリ:映画
■原題 THE PRESTIGE ■監督・脚本 クリストファー・ノーラン ■音楽 デヴィッド・ジュリアン ■出演 ヒュー・ジャックマン/クリスチャン・ベイル/マイケル・ケイン ■ストーリー 19世紀末のロンドン。若く野心に満ちたロバート(ヒュー・ジャックマン)とアルフレッド(クリスチャン・ベイル)は、奇術師ミルトン(マイケル・ケイン)の助手をしていた。ある晩、舞台の事故でロバートの妻が亡くなったことが原因で二人は敵対するようになる。その後、彼らは一流のマジシャンとして名声を得るが、その争いは次第に激しさを増す。 「全てのシーンに罠がある」だなんて、期待感、盛り上げるわぁ~♪ しかも、愛しのヒュー・ジャックマンに、スカーレット・ヨハンソンが出るとあっては 早く観たくて観たくて、待ち焦がれた作品でしたの。 オープニング、いきなりアンジャーが水没、驚くボーデンに殺人容疑。(おぉ!) で、あの頃は的に昔に戻り、いったい彼らに何があったのかと、時系列にすすんでいく。 こういう、“先ずありき”的な展開、とても好みでございます。 ヒュー・ジャックマンのスマートで品のある英国スタイルは、良いわぁ~☆ 印象的には、クリスチャン・ベイルに食われてしまった感が否めないけど はっきり言ってヒュー様寄りの目線なので、してやったりの自信たっぷりの顔に おろろと苦悩の表情が浮かぶと、ついつい切なくなるわ。 街中に、電気の明かりが溢れてるのを見て驚いた顔が、印象的でございました。 クリスチャン・ベイル、己が奇術師であるために、全てを犠牲にしてしまう ストイックな役にぴったりとはまって、無表情な顔に凄みがあります。 今回は、お色気少な目のスカーレットちゃん、人物描写が薄いのか いつもの強烈な印象は、残念ながらなかったかも。でもあの衣装はお似合いよ。 そして、サプライズゲストに、あのデヴィッド・ボウイ様☆ どの役か知らずに観たので、出てきたときには「か、彼よね!?」と。 作品の中で、唯一実在の人物であるニコラ・テスラ役。隣にはゴラムが!(笑) すっかりお年を召されていましたが、若い頃のギラギラ感が抑えられてて ミステリアスな雰囲気を漂わせた、渋い英国紳士という感じで、素敵でしたわ。 意外と重要人物だったので、ファンとしては嬉しいところ♪ 余談ですが、ニコラ・テスラと言えば『コーヒー&シガレッツ』でも題材となった人。 あの二人が思い出されて、ニヤリとしてしまいましたわ。 チラホラと散りばめられた伏線、ラストでのタネ明かしに、しばし唖然。 半分ぐらい観てこうなるかもと予想していたオチが、もっとかよ。。。 妻のセリフ、ボーデンのセリフ、思い出してみれば、納得。 瞬間移動装置のトリック、それを使って行われていたある事。 いくら復讐の為とはいえ、そこまでするものなのかと、背筋に冷たいものが。 小鳥のマジックのトリックは、意味深過ぎて胸が痛い。 二人の在り方の違う奇術師の、皮肉ともいえる生き様は、恐ろしくも悲しいのよ。 予告編はスクリーン向きだけど、実は本編ではマジックが少なめ。 なので、DVDで良いかな~と思われましたわ。 最初から、壮絶な復讐劇だと思われて見る事を、お薦めします。 あ、でも、電気バリバリ~は、綺麗でございました☆(ヒュー様バックで) 『プレステージ』公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|
|