テーマ:映画館で観た映画(8530)
カテゴリ:映画
■監督・脚本 荻上直子 ■音楽 金子隆博 ■フードスタイリスト 飯島奈美 ■出演 小林聡美/市川実日子/加瀬亮/光石研/もたいまさこ ■ストーリー 春の浅い頃、タエコ(小林聡美)はとある海辺の町の空港に降り立った。大きなトランクを一つ提げて、民宿「ハマダ」に宿をとった。観光する所もない田舎町だが、ハマダの近くには不思議な人々が集っていた。 『かもめ食堂』のスタッフ・キャストが再集結の、癒され作品。 オープニングから、何が来るのぉ~!?とソワソワ。 もたいさんの穏やかな顔を見て、ふにゅ~っと。 ストーリーの展開は、押し寄せる荒波もなく、ただひたすらぷ~かぷか。 お宿では、サクラさん目覚まし、オープンな食堂、美味しそうな食事、そしてコージ。 浜辺では、カキ氷、読書、編み物、マンダリン、そしてメルシー体操。 流れる音も、とても耳に心地よく、美味しいそうやら、うっとりやら、ホンワリやら。 あまりにも、ゆる~い空気感で、思わずウトウトしかかりましたわ。(笑) そして、「ハマダ」で出会う人たちの距離間は、とても居心地がいい。 薬師丸ひろ子さんのお宿、「マリン・パレス」との対比に、ニヤリ。 旅行って、観光スポットやら、現地の美味しいレストランやらと、予定で目白押し。 でもここでは、あれもしなきゃ、これもしなきゃ、っていうことがないのよね。 気がついたら何かしていて、そしていつの間にか“たそがれ”ているのよね。 『かもめ食堂』もそうでしたが、この作品でも、色んなことに説明がないの。 訳ありげなオーナーのユージ、タエコの職業とヨモギとの関係、サクラさんって?? でも、あれこれ考えても、もうそんなこと、どーでもいいわっ!って。 ビール嫌いですけど、あの海見ながら、浜辺で皆と飲みたいなぁ~って。(笑) もちろん、サクラさんのかき氷は、必須でございます♪ キャスティングも絶妙。 一番普通な小林さん、訳あり具合がにじみ出る光石さん、常に遅刻な市川さん。 ホンワリ癒されるもたいさん、そしてめがね姿がLOVE☆な加瀬さん。 そして、ナニゲに一番芸達者なコージ役のケン! オスかと思ってたら。。。(笑) この作品観て、の~んびりと、ゆ~ったりと、たそがれ上手になりましょう☆ そうそう、この映画でひとつ覚えたこと、「梅は その日の 難逃れ」。 朝食のお供に、欠かせませんわね。 『めがね』公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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