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2008/01/20
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カテゴリ:映画

nativity
■原題 THE NATIVITY STORY
■監督 キャサリン・ハードウィック
■脚本 マイク・リッチ
■音楽 マイケル・ダナ
■出演 ケイシャ・キャッスル=ヒューズ、オスカー・アイザック
キアラン・ハインズ
■ストーリー
 中東エルサレム。ヨセフ(オスカー・アイザック)との結婚が決まったマリア(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)は、天使ガブリエル(アレクサンダー・シディグ)から神の子イエスを身ごもったことを告げられ、混乱する。婚約中にもかかわらず妊娠していることが周囲に知れ渡り、村人から蔑みの目で見られるマリア。そんな中、ヨセフはただ一人、神の子を身ごもったというマリアの言葉を信じる。やがて2人は、“救い主”誕生の予言に怯えるヘロデ大王(キアラン・ハインズ)から逃れるため、ヨセフの故郷ベツレヘムへの遥かなる旅に出るのだが…。



 今年、1本目に選んだのは、聖母マリアとヨセフの出会いからキリスト誕生までを描いた作品。
 イエス・キリストを題材にした作品は、これまでいくつかあったけど
 こういう作品は、どうやら初めてのようですわ。
 去年のクリスマス時期に観れたら良かったんだけど。。。


 実は、メル・ギブソン監督作品『パッション』を観ているだけに、キリストに纏わる作品には
 一種の痛みの恐怖があって、どう描かれているか、少し不安でもあったの。
 もともと、マリアの処女懐胎、キリストの誕生までの話は、殆ど知らなかったので
 産むまでの期間、ヘロデ王がどう関わってくるのか、ちょっとドキドキ。

 当たり前だけどあの時代、婚約中の娘が妊娠したなんてこと、大罪よね。
 もちろん、世間は冷たいし、親だって悲しんでしまうわよね。
 そして、ナザレからベツレヘムまで200キロの旅も過酷。
 でも、そんな出来事は、マリアとヨセフの夫婦愛を育て、絆を深めることになるのね。

 それに、シリアスばかりかと思えば、3博士たちの登場場面は、とてもコミカル。
 もしかしてふざけてるの?と、思えるほどの可笑しさ。
 こういうシーンは、パッションでは見られなかったこと。ホッとします。 

 マリア役のケイシャ・キャッスル=ヒューズ、あの『クジラの島の少女』から4年。
 すっかり少女から女性(とは言え17歳)になったなぁ~と、しみじみとしてしまった。
 驚いたことに、昨年の4月には未婚の母となり、物議をかもしたようで。。。

 ヨセフ役のオスカー・アイザック、彼に心を奪われたのは、マリアだけじゃない!
 献身的にマリアを守る姿に、優しさと男らしさを感じ、とにかく素敵☆
 ロバに餌を、、、のシーンには、理想の男性像を見ましたわ。
 既にヨセフ=オスカーとなってしまいましたが、今後の活躍に期待大!!ですわよ♪


 奇跡の物語というより、夫婦愛を描いた、人間ドラマでございます。
 とにかく、この私にもとても分かりやすい、優しい作品でしたわ。



     『マリア』公式HP








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Last updated  2008/01/20 05:09:58 PM
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