テーマ:映画館で観た映画(8529)
カテゴリ:映画
■原題 THE NATIVITY STORY ■監督 キャサリン・ハードウィック ■脚本 マイク・リッチ ■音楽 マイケル・ダナ ■出演 ケイシャ・キャッスル=ヒューズ、オスカー・アイザック キアラン・ハインズ ■ストーリー 中東エルサレム。ヨセフ(オスカー・アイザック)との結婚が決まったマリア(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)は、天使ガブリエル(アレクサンダー・シディグ)から神の子イエスを身ごもったことを告げられ、混乱する。婚約中にもかかわらず妊娠していることが周囲に知れ渡り、村人から蔑みの目で見られるマリア。そんな中、ヨセフはただ一人、神の子を身ごもったというマリアの言葉を信じる。やがて2人は、“救い主”誕生の予言に怯えるヘロデ大王(キアラン・ハインズ)から逃れるため、ヨセフの故郷ベツレヘムへの遥かなる旅に出るのだが…。 今年、1本目に選んだのは、聖母マリアとヨセフの出会いからキリスト誕生までを描いた作品。 イエス・キリストを題材にした作品は、これまでいくつかあったけど こういう作品は、どうやら初めてのようですわ。 去年のクリスマス時期に観れたら良かったんだけど。。。 実は、メル・ギブソン監督作品『パッション』を観ているだけに、キリストに纏わる作品には 一種の痛みの恐怖があって、どう描かれているか、少し不安でもあったの。 もともと、マリアの処女懐胎、キリストの誕生までの話は、殆ど知らなかったので 産むまでの期間、ヘロデ王がどう関わってくるのか、ちょっとドキドキ。 当たり前だけどあの時代、婚約中の娘が妊娠したなんてこと、大罪よね。 もちろん、世間は冷たいし、親だって悲しんでしまうわよね。 そして、ナザレからベツレヘムまで200キロの旅も過酷。 でも、そんな出来事は、マリアとヨセフの夫婦愛を育て、絆を深めることになるのね。 それに、シリアスばかりかと思えば、3博士たちの登場場面は、とてもコミカル。 もしかしてふざけてるの?と、思えるほどの可笑しさ。 こういうシーンは、パッションでは見られなかったこと。ホッとします。 マリア役のケイシャ・キャッスル=ヒューズ、あの『クジラの島の少女』から4年。 すっかり少女から女性(とは言え17歳)になったなぁ~と、しみじみとしてしまった。 驚いたことに、昨年の4月には未婚の母となり、物議をかもしたようで。。。 ヨセフ役のオスカー・アイザック、彼に心を奪われたのは、マリアだけじゃない! 献身的にマリアを守る姿に、優しさと男らしさを感じ、とにかく素敵☆ ロバに餌を、、、のシーンには、理想の男性像を見ましたわ。 既にヨセフ=オスカーとなってしまいましたが、今後の活躍に期待大!!ですわよ♪ 奇跡の物語というより、夫婦愛を描いた、人間ドラマでございます。 とにかく、この私にもとても分かりやすい、優しい作品でしたわ。 『マリア』公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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