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子ども達は日々成長しています。大人になると肉体的な成長は止まりますが、自ら成長を望み、日々努力している人の心は死ぬまで成長することができます。
子どもの成長と大人の成長の違いは、「子どもの成長」は「生理的、生物学的なもの」なのでどの子でも自然に発生しますが、「大人の成長」は、「個人の意識の現われとしての精神的なもの」なので、個人差が非常に大きいです。 また、大人になっても成長できるかどうかは、子どもの時に自分の成長を実感し、喜ぶことが出来たかどうかにかかっています。 でもそのためには、日々の活動を「言われたから」ではなく「自分の意思」で行っている必要があります。「自分の意思」で行ったことだから、成功しても、失敗しても、その結果を自分の成長につなげることが出来るのです。 言われたやっているだけなら、それが成功すれば「スキルのアップ」にはつながるかも知れませんが、「心の成長」にはつながらないのです。 子どもでも大人でも、「成長することが出来る人」は「(成功しても失敗しても)自分の体験から学ぶことが出来る人」でもあるのです。そして子ども達は、「群れて遊ぶ場」でこのような能力を育てています。 でもさらに成長するためには、「他の人の体験」からも学ぶ必要があります。これが出来る子は「自分の体験を超えた学び」をすることが出来るのでいつまでも成長することが出来ます。 そのような子は積極的に、他の子や大人がやっていることを観察しようとします。また、本などを読んで学ぼうともします。 でもそれが可能になるためには、子どもが「人と人のつながり」の中で生活している必要があります。 でもただ「子どもの周囲に大人がいればいい」ということではありません。関わりの質と量が大きく関係しているからです。 子どもの周囲に一人しか子どもと関わってくれる大人がいなくても、関わり方次第では素敵な学びをすることが出来ます。 でも、いっぱい人がいても、かえってそのことで「自分を守る事」ばかりに熱心になってしまい、成長する意欲が育たなくなってしまう場合もあります。 ちなみに子どもは、「自分の言葉に耳を傾けてくれる大人」の言葉には耳を傾けようとしますが、「一方的に言葉を押しつけてくる人」の言葉は拒否しようとします。それは大人でも同じですよね。 また、「子どもから学ぼうとしている大人」からは学ぼうとしますが、子どもを否定し、大人と同じように感じ考え、行動することを強制してくる大人からは、逃げようとするばかりで学ぼうとしません。そう思いませんか。 皆さんはどちらの子育てをしていますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.10 08:32:05
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