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カテゴリ:現場や社会で、ぶつぶつと・・・
マイミクさんからメッセージが届きました。
チベットと中国の問題です。http://www.tibetsupport.net/ 彼は日頃から熱心に考えを発信していて、 私の知ってる彼の風貌からして、戸惑いを感じるほどです。 私自身は、重い大切な話題で、気軽く取り上げれず躊躇しています。 子供の頃、読み物として水滸伝や三国志などから始まって、中国の歴史を辿る旅に憬れてるのですが、基本的に私の好きな中国と今の中華人民共和国は別物と思っています。 でも、中華思想という点では、大昔からなんら変わらぬ驕りでしょう。 しかしそれは、アメリカにも、ヨーロッパ諸国にも、もちろん日本にも 言える驕りであり、人間共通のものでしょう。 少しでも早く、新しい物や思想・文化を手に入れ、それが良いと思ったら、教えてあげたい、広めたい、きっとそれであの人もこの人も楽になる、喜んでくれる。 それは、言いかえれば、思いやりであり、慈悲とも呼べる、のかも。 国家レベルから個人レベルに置き換えてみると、よくわかる気がする。 『隣りのおばちゃん、いっつも「あっこのスーパーで安かってん、これ使い」って、サラダ油やら洗剤やら、ぎょうさんくれはるねんけど、うち無水鍋で油も要らん調理してるし、環境に良い天然の洗剤しか使わへんから、もろても困ってまうわ。ええ人やねんけど。』 隣りのおばちゃん国の文化では、油や洗剤は必需品。 それが安くて大量に手に入れば、大助かり。 絶対誰でも喜ぶはず。あの人も喜ばせてたりたい、この人も。 そないしてたら、私の株も上がるはず。 ええ人や思われて、町の役員に推薦されるかも、なんて。 ようけの油、要らん家もあるしー。 今まで見向きもせんかった、環境の事を最重要にしてる家もあんねん。 人によって、家によって、国によって、大事なモノはちゃうねん。 大きな国、金持ちの家、強い人がお金大事で効率一番やっても、 違うもんが大切な人達もおるし。 これをまずお互い認めなあかんやろなあ。 その上で「油使こたら、おいしぃでぇ。あっこの店、安売りやで。」 情報を知る自由はあるべきやろな。 そうでないと、以前にテレビで見たアフガンの女性達が字も教えて貰えんのは、守りたい文化とはよう言わん。(もし、情報が間違ってたらゴメン) 一番あかんのは、「油使こたら、うまいんじゃ!」とおばちゃんが台所まで入って来て、どつきながら料理させる事。 ありえへん! 自分たちが世界を治める、平和を築く、正義を行使するという民族意識は強力で、変化させるのはきっと凄く難しい。 でも、ダライ・ラマが言うように、一人ひとりのココロが世界を変化させていく。 外に起きてる事は、内に起きてる事と同じ。 まず、自分の内なるトコロから、すぐ近くの周りから、意識を向けて、行動しよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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