カテゴリ:美術館博物館
2024/09/04 市原歴史博物館との連携協定の取組のひとつで市原市と千葉市で見つかった土偶を展示、ということで行ってきました加曽利貝塚博物館。 入口ではかそりーぬがお出迎え。かわいい。 展示のトップにいたのがこちら。加曽利貝塚出土の土偶(左) 左<山形土偶>縄文後期 千葉市加曽利貝塚 右<山形土偶>縄文後期 千葉市内野第1遺跡 <山形土偶>縄文後期 千葉市内野第1遺跡 <中空土偶>縄文晩期 千葉市内野第1遺跡 所々QRコードがあって、何かと思ったら◯◯に似てるというのがわからない人もいるであろう配慮だったw私はわかってしまったけど、若い人はわからないのでしょうねぇ。 しみじみ… 上左<みみずく土偶>縄文晩期 千葉市内野第1遺跡 塩沢とき似 上右<中空土偶>縄文晩期 千葉市内野第1遺跡 ゾフィー似 下<山形土偶>縄文後期 千葉市内野第1遺跡 E.T.似 とにかく土偶の顔顔顔でいっぱいでした。 <山形土偶とは> 後期中葉(約3500年前)に誕生。頭部が三角形(山形)であることからこう呼ばれる。千葉、茨城を中心とする東関東地方に広く分布。椎塚系列、福田系列、後藤系列がある。こんな系列があるのか、知らんかった。 <みみずく土偶とは> 後期後葉〜晩期前半(約3000年前)に出現。関東地方北東部の安行式土器期に特徴的な土偶。顔がみみずくに似る。山形土偶から変化したとも考えられる。 そしてこれ。博物館に新しく収蔵された資料だそう。 ↓似たようなのが北海道の美々4遺跡出土のビビちゃん。 動物形土製品 千葉でも出てるんだね。 そしてこれは、縄の圧痕がついた土器! 土器をX線CTで見たところ、縄の痕跡が見つかって、そこにシリコンを注入して縄文原体を復元。すごい。ていうか、縄文人は縄をつけたまま焼いちゃったってことかしらね。面白いぞ縄文人。 土偶の顔、満喫してきました。 技巧的な顔がたくさんある中、シンプルイズベストだったのがこれ。 後期〜晩期なのにこれ。 練習なのかな、子どもが作ったのかなとか色々考えさせられて楽しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.07 17:32:46
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