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カテゴリ:世界が見たニッポン
なので、気になった記事等を今後書いていきたいと思います。 まずは私的に衝撃だったペット・ショップ・ボーイズのPVから。 ペット・ショップ・ボーイズといえば英国出身の有名アーティスト。 私のお気に入りアーティストでもあります。まずはご覧ください。 Pet Shop Boys / Flamboyant PV このPV、日本が舞台になっちゃってます。 『欽ちゃんの仮装大賞』の過去の名シーンが熱い。あやしい日本語もグーっす(笑) 英国でも欽ちゃんは有名なのでしょうか。 もっとも、仮装のアイデア自体は素晴らしいですもんね。(私も好きなんです) PSBの二人が日本で架空のCMに出演するというものらしいです。 で、これが『PopArt』という2003年に出されたベスト盤(もちろん持って ますよ~)の中の一曲なのですが、なぜ『ニッポン』なのかというと、どうやら前年 に開催されたサッカーW杯が影響してるのではないかと思います。 2002日韓W杯はもはや懐かしい響きですが、 思い出してみると、当時凄まじいブームがありましたね。 そうです、『ベッカム旋風』です。 ええ、本屋さんは写真集を求めるご婦人たちで大変でしたよ(笑) (思えば『ベッカム旋風』の後に『ヨン様』が来たような気が・・・) で、日本ではベッカム率いるイングランドチームが一躍脚光を浴びていたと思いますが、 その一方、英国でもベッカムに沸くニッポンを好意的に見ていたようです。 以前読んだ『日本はどう報じられているか』(新潮新書)から引用します。 (イングランドの勝利を祝い)野外パーティが終わったのが深夜だった。 気がつくと、おれは、広場をまわってビールの空き瓶を片づけ、掃除をして いた。こんなことは、初めてだ。 いままで住んでいた故郷が、いかに自分勝手な社会だったか、身にしみたよ。 日本人が自分を律するやり方にびっくりした。 日本では、サッカーを楽しんだだけでなく、人生まで学んだ。 (2002年6月9日付『サンデー・テレグラフ』) これはW杯観戦のために初来日した24歳の英国青年のニッポン体験を伝えたものです。 イングランドのサッカーファンは、世界中の嫌われ者だった。それが、 驚いたことに、日本ではイングランドが一番人気のあるチームになった。 (2002年6月22付『サン』) 試合終了後は、イスを蹴っ飛ばしたり、入場券をちぎって投げたりせず、 笑顔で選手に拍手を送っている。海外の試合でイングランド・ファンを見 て誇りに思ったのは初めての経験だ。 (2002年6月3日付『デイリー・ミラー』) もっとも、もちろんトンデモなニッポンも紹介していたりしましたが。 日本の路地では、気兼ねなく立ち小便してよい。 立ち小便は、日本人男性の間では当たり前の行動になっているようだ。 もし痴漢に遭遇したら、手をつかんで空中高くさしあげ、『チカン』と叫ぼう。 痴漢は恥ずかしさのあまり、家に帰ってからハラキリをするだろう。 (2002年5月25日付『デイリー・ミラー』) いやはや。最後のはギャグだとしか思えませんが(笑) 大抵『ニッポン』というと出てきますね『ハラキリ』。 あと最近では『トイレ』ですかね?(笑) 英国では、トイレはトイレだ。しかし日本のトイレは、多くの小道具が 詰まった未来に向けての声明書のようなものだ。かなりみすぼらしい家 庭でも、電気で温められる便座付きトイレが当たり前になっている。 洗浄後は温風乾燥装置まである。驚きはまだ続く。座った途端に、臭気 を散らすため自動的に扇風機まで回りだす。強迫観念のレベルまで達し た衛生観念にとりつかれた日本人は、できるだけトイレにはさわりたく ないらしい。スイッチを押さなくてもライトが自動的につくトイレまで ある。信じられないかもしれないが、これがスーパークリーン・ジャパンだ。 (2002年5月19日付『サンデー・ミラー』) ま、本書ではもちろんネガティヴなニッポン像も出てきますので、興味のある方は 読んでみて下さい。 おまけ・・・ 英国で流れていたこんなCMも見つけたので載せておきます。 TOYOTA CM 『Human Touch』 さっすが英国。 こ~いうセンス嫌いじゃないです。 勤勉実直な日本人。これも『トヨタ方式』に入るのでしょうか?? でも、私はこれじゃあ落ち着かないなあ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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