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カテゴリ:映画関連
はあ~ 申し訳ありません。 皆さんご覧になって、本当に見事なこの視覚芸術、この宇宙芸術に、 堪能なさった人も多いと思いますが、今夜はブラウン管です。TVです。 おそらくそのスケールは小さくなっていると思います。 けれども、生涯に一回ぐらいの見事な見事なこの頭に残る感激の作品、 これはやっぱり観ていただきたい。 だからあえて放映いたしました。 さあ、この映画の中身は、もちろん申しませんし、キューブリック自身が、 これは解説要りませんと言っております。いいですねえ。 私は一言も言えません。けれども、ご覧になったら、 キツネにつままれた感じがなさるかも分からないけれども、 私も最初はそうでした。 だんだん観ているうちに、いよいよ怖くなりましたが、この作品は、 1968年の製作です。その時から33年先。 けれども、今、現在から20年先。だから、ひじょ~に現実感があります。 主役は、キア・デュリアです。けれども、本当の主役は大宇宙です。 それと、こわ~いものが出てまいります。 もう一つは、コンピューターが出てまいりまして、このコンピューターが、 非常に凄い主役的活躍をいたします。 これがまた見ものですね。 というわけで、この作品は、ほんと~に皆さんのご家庭で、 これをお見せすることを、私は、嬉しい。自慢します。 たとえブラウン管であろうが、この『2001年宇宙の旅』。 この美術品、このSF。 これはぁ~ ほんと~に観ていただきたかった。 若い人は、今晩、本当に大喜びでしょう。 さあ、みなさん。ゆっくりご覧なさい。 後でまた、お会いしましょうね。 昨日はお休みだったので、久々にDVDを観てました。 先日購入したDVD、『淀川長治の名画解説』。 いいですねえ。凄いですねえ。カンゲキですねえ(笑) 『荒野の用心棒』から『レイダース』まで、過去『日曜洋画劇場』にて 33年間にわたって、実際に放映された50本に及ぶ(サヨナラおじさん) 淀川さんの映画解説が収録されたものです。 映画本編は全く入っていませんが、解説だけでも満足でした(笑) 上記はその中の一本、『2001年宇宙の旅』の前半の解説です。 (1981年10月25日放送) 子どものころは、家にビデオデッキがなかったので、 TVで放送される映画番組はとっても貴重でした。 新聞のTV欄を朝、チェックし、時間前には必ずTVの前に陣取りましたね。 特に日曜日の夜は必ずと言っていいほど、『日曜洋画劇場』を観てました。 『ジョーズ』、『タワーリング・インフェルノ』、『プロジェクトA』・・・ 実に色んな作品に出会えましたねえ。 そして、最初と最後に入る淀川さんの解説に胸躍らせていたなあ。 今、改めてまとめて観ると、懐かしく思うとともに、 その映画に対する情熱があふれ出ていて、 いやあ、凄い人だったんだなあと思いますね。 この人の語りを聞いてると、本当に観たくなるもんなあ。 そして、壮絶だったのが、これは当時知らなかったんですけれども、 今から10年前、1998年11月に放送された、 『ラストマン・スタンディング』の解説。(特典映像として収録) 老いて、声もかすれかすれの淀川さんが、 黒澤映画『用心棒』のリメイクである本作を解説してました。 しかし、89歳の淀川さんは、この収録の翌日に死去したそうです。 最後まで、映画と共に生きた方だったのですね。 自分は中学しか出ていないが、映画から全部学んだ。 こんなことを言っていたのを覚えています。 古くても良い作品を紹介してくれた、貴重なお人でした。 ・・・ただし、このDVD。 画質・音質がイマイチなんですよね~ 仕方がないのかも知れませんが。 昔の家庭用VHSビデオデッキで録画したようなものなので、 本当に淀川さんの名調子を観たい方にしかおすすめ出来ないのが残念。 出来れば第2弾、第3弾・・・と出して欲しいところではあるのですが。。。 では、一応お約束なので(笑) それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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