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テーマ:DVD映画鑑賞(14100)
カテゴリ:映画
原作は『YAWARA!』『MONSTER』など長編マンガを描き続けている浦沢直樹。 なかでも『20世紀少年』は空前の大ヒット作品となり、今回が初めての映画化です。 原作の話がえらく長い作品なので、映画の方は全3部作となり、 私が今回観たのはその序章、第1章にあたります。 で、観た感想。 ぶっちゃけ、原作を読んだ者としては、映画はほぼ原作そのまんまでしたね。 以上(笑) 詳しく知りたい方は公式HPへ *音量注意 まあ、キャストは結構良かったかなあ。 原作キャラにとことん似せようという姿勢がなるほどと。 原作を知らない人はなんだか分からないと思いますが、主人公ケンヂが唐沢寿明、 親友オッチョが豊川悦司、他のメンバーもユキジ=常盤貴子、ヨシツネ=香川照之、 マルオ=ホンジャマカの石塚、モンちゃん=宇梶剛士、 ケロヨン=雨上がり決死隊の宮迫・・・と、それぞれの特徴を良く捉えていたかなと。 もちろん『ともだち』側のキャストも、 『ともだち』の正体は明かされませんがそれぞれ似てましたね。 万丈目役の石橋蓮司や、特にピエール一文字が竹中直人だったのは笑えました。 もっとも、一番笑ったのは『ヤン坊・マー坊』。 あの子役はすごいっす。あそこまで似てるとは思わなんだ。 とにかく原作に驚くほど忠実。 こういうの嫌いじゃないですけどね。 それと、最近の日本映画のSFX技術はすごいすね。 『血のおおみそか』のシーンは『おお!』と思わせる出来でしたし。 一見の価値はあるかも。 ただ、やっぱり、あのですね、 あれだけ長くて話があっちいったりこっちいったりする作品で、 原作全部読んでも結局誰が『ともだち』だったのか今一つピンと来ない私からしても(笑)、 この映画は原作読んでいないと話の展開が速すぎて、 ついてこれないのではないかなあと思うのですが。 それに、昭和ネタが濃厚に入っているので、 私くらいの年ならばなんとか共感出来る部分がありますが、 子ども時代からケータイなぞいじってる世代ではどうなのでしょうね。 原っぱの『秘密基地』なんて概念分かりますかねえ?? 毎日泥んこになって遊んでた頃の感覚。 近所に駄菓子屋があって、必ず『ジジババ』と呼ばれてた感覚。 おっさん世代がヒーローという珍しい作品。 やはり熱狂するのはそういう年代なのかなあ(笑) ちなみに上の画像が『ともだち』のマーク。 全ては原っぱの秘密基地で作られたこのマークから始まった・・・ なぜこのマークになったのか? これ、原作で読んで知った時は鳥肌が立ったもんです(笑) でも、既に知っていたので映画ではなぞるだけのシーンになってしまったのが残念・・・ 本日1月30日午後9時から日テレ系『金曜ロードショー』枠で、 『20世紀少年 もう一つの第1章』が放送されます。 映画本編に手を加え、未公開シーン、番組オリジナルシーンが追加されているそうで。 これは観るっきゃないかも!? 金曜ロードショー 公式HP いよいよ映画第2章は31日(土)より公開です。 私は小学館の回し者ではないですが(笑)、原作コミックの方もよろしく! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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