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カテゴリ:映画
映像の魔術師ミシェル・ゴンドリー監督作。最後は泣かせる良作でした。
久しぶりにレンタル部門の同僚からサンプルDVDが回ってきた。 観て感想を伝え、仕入れ本数の参考にしてもらうというわけ。 その同僚は知らなかったものの、私はミシェル・ゴンドリー監督作の文字を見つけ、 他のハリウッド大作には目もくれずこれにしました(笑) なぜなら、ミシェル・ゴンドリーの手がけるミュージックビデオや CMのクオリティの高さに以前から注目していましたので。 アナログ的手法をふんだんに取り入れ、現実と仮想現実をないまぜにしてしまう映像は、 単にCGを使いまくって、『ど~だ!』といわんばかりの今時の映像とは 一線を画していると思うんですよ。 昔、高校の文化祭で狭い映写室に肩を寄せ合って観ていたあの映像に 近い感覚があって好きなんです。 詳しくは『僕らのミライへ逆回転』公式HPにて *音声注意 *ネタバレアリ で、映画の方はというと、再開発を待つばかりの寂れた街角のレンタルビデオ店 (DVDではなくビデオ!)で起こる騒動を軸に、 かつて地元にいたという伝説のジャズピアニストの話を交差させ、 映画本来の面白さ、皆で一体となって楽しむもの、というメッセージを織り込み、 『ニューシネマ・パラダイス』的な感動があって良かったですね。 まあ、店長から店を任されたにもかかわらず、店のテープが全て消去されてしまったため、 ならば自分らでリメイクを撮影してしまえばいいじゃん、という発想には驚かされましたが、 そこはミシェル・ゴンドリーさんです。 『ゴーストバスターズ』も『ラッシュアワー』も手作りでリメイクしちゃう(笑) そのチープさがウケるウケる。 映画好きさんならその小ネタの数々に噴き出すこと請け合いです。 最初タイトルを見た感じでは何のことかサッパリでしたが、なかなか良かったですよ。 レンタルは今年3月6日からの予定です。 もちろん巻き戻しの必要のないDVDですがね。 ちなみに私のお気に入りのミシェル・ゴンドリーの作品にはこんなのがあります。 モトローラ CM カイリー・ミノーグ 『Come into my world』PV お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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