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2009.04.01
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カテゴリ:映画
笑いと涙。それは生と死の関係にも似ているのかも。

アカデミー外国語映画賞を受賞した日本映画『おくりびと』。
発売日に購入したDVDをようやく観ることが出来ました。

『おくりびと』 監督 滝田洋二郎  主演 本木雅弘  出演 広末涼子 山崎努

 

   『おくりびと』公式HP


*ネタバレあるかも
さすが、話題になっている作品だけあって、期待を裏切らない内容だったと思います。
本木雅弘の演技も素晴らしいものでした。彼はもうシブがき隊のモックンではないですね。
認識を新たにしました。
でも、私はやっぱり山崎努が良かったですね。

この人の場合、何もしゃべらなくても顔を観るだけで何か期待しちゃうもんな。
で、その期待にきっちり応えてくれる。この映画での存在感もしっかりしてました。
妻を9年前に亡くし、最初の納棺がその妻だったという社長の佐々木役。

流れるような納棺の所作、顔に出さなくとも死者への慈しみの心が良く伝わってきます。
私はこういう納棺の場面には遭遇したことがありませんが、
本当にこういう人がいそうな気がしましたもんね。

          おくりびと1.jpg

静謐な描写の他にも随所にユーモラスな場面があるので、まさに泣き笑いの映画でした。
『冠婚葬祭』で一つの言葉になっているように、笑いと涙は表裏一体なのかも知れませんね。
それはまさしく『生』と『死』の関係にも似ているのだなと。
ひとつの死は、また新たな生に繋がっていく・・・
それを上手く映像化した作品だと思いました。良作です。

あと付け加えるならば、この映画が広まることによって、
こういう職業への差別がなくなることを期待したい、ということですかね。

ちなみにこの映画の原案になった『納棺夫日記』について以前書いた記事はこちら


そうそう、これを観ていて、ふと昔のことを思い出しました。
あれは確か昭和53年頃だったと思います。
母方の祖父の葬儀がありまして、栃木の田舎(芳賀郡)での葬儀に参列しました。

当時子どもだった私は何が何やら良く分かりませんでしたが、
大勢の参列者が見守る中、自宅で葬儀を行い(田舎の家はとにかく広い)、
そこから牛車で棺をお寺まで運んだことは生涯忘れられない強烈な記憶となっています。

真夏の炎天下、3kmほどの道のりをゆっくりゆっくり進む。
クルマなんかほとんど通らなかったので可能だったのでしょうね。
ぼくにも引かせて、とせがんで握った手綱の感触も忘れられません。

もちろん土葬だったので、皆で土をかけて最後のお別れをしたのですが、
今では葬儀屋さんで済ませて火葬になるのが主流なのでしょうから、
最後のお別れの仕方も昔と今ではちょっと違うことになっているのかな、
なあんてことも考えてしまいました。

 
          おくりびと2.jpg






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Last updated  2009.04.01 20:44:46
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