お寺暮らし

今日は、ある協会主催の勉強会に参加させていただきました。

お話の後は、ランチをいただきながら歓談タイムだったのですが、

同じテーブルで、緒川修治さんのおかあさまとご一緒させていただきました。

最近テレビや新聞で取り上げられることも多かったようですので、

ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、緒川修治さんは、

有人宇宙飛行機の開発を目指す会社「ＰＤエアロスペース」を設立された方です。

ある日突然会社を辞めて、

駐車場にプレハブを建て、会社を興してしまったのだそうです（おかあさま談）

素敵な方に出会うと、つい、この人はどんな家庭で育ったのだろう？と

思ってしまうのですが、今日は、注目のベンチャー企業社長のおかあさまと

直接お話ができて、その方のこども時代を垣間見ることができて、

とても得した気分です。

緒川さんのおかあさまも、

母親としてだけではなく、きちんと社会と繋がって、

ひとりの女性としても凛としていらして、

前をしっかりと向いて歩いていらっしゃるような方でした。

5人いらっしゃるお子さん方もそれぞれに個性豊かな方々のようです。

そして、緒川さんのおとうさまは、日本でのパルスジェットエンジンの第一人者だそうです。

おとうさまの思いとご自身の宇宙への思いを重ねあわせるように、

夢の実現ヘ向けて歩いていらっしゃるのでしょう。

技術と思いとを受け継いでいる、そこにロマンを感じて～とため息でした。

宇宙飛行機のエンジンとして、パルスジェットエンジンというエンジンが使えるようになると、

宇宙飛行機のエンジンも安価に作成することが可能になるので

宇宙旅行も格安の価格で行くことが可能になるそうです。

ひとり40万ほどで宇宙旅行が実現するなんて、普通の人でも夢ではないということですね～

ところで、この勉強会の参加者の多くは、私の親世代で9割の方が和服姿。

最初は、少し戸惑いましたが、お話させていただくと、温かい方々ばかりでした。

長年ある道を歩いてきた方というのは、一本筋が通っていてすっきりと気持ちが良い方が多いと思います。

みなさん立ち居振る舞いが美しくて、こちらもため息ものでした。

つかの間の異空間での楽しいひとときでした。