小学生の週末
公立学校で週5日制が完全実施されるようになって7年、今では土曜と日曜は学校が休み、というのがあたりまえになっていますが、今の世の中、すっかり土日が休みという大人は、一体どの位いるのでしょう。何となく、週末は家族の時間という、暗黙の了解みたいなものがあって、何となく、友だちを誘うのは、いけないことのような雰囲気がある。行き場のないこどもたちは、土日を習い事の時間にしたり、塾に通ったり、家でゴロゴロテレビを見たり、ゲームしながら時間をつぶしていたりしている場合も多いのかもしれないと思います。 我が家は職業柄、土日のほとんどはお仕事です。慣れてしまえばこんなものかな~と大人は脳天気に暮らしていますが、こどもたちは、もちろん「何でウチには休みがないのか」とぼやきます。仕事なんだか、休みなんだか・・・家にいたって、こちらは仕事が山積みということも多く、お出かけすることもできないので「こどもは、こども同士で遊びなさ~い!」ということに。兄弟が4人もいれば、それなりに遊びが成り立つ場合もありますが、やはり年齢の差は大きいようで、この頃は、勇気を出して(笑)それぞれがお友達に声をかけるようになりました。まあ、家族でお出かけという子も多いのですが、それでも、誰かは必ずどこかにヒマにしている子がいるもの。 今日の午後は、遊びにきてくれたお友だちとお買い物ごっこをしたり、縄跳びをしたり、卓球をしたり、スコップ片手に穴堀をしたりし過ごしていました。夫がけしかけて始まった穴掘りでしたが、やっているうちに、面白くなってしまったのか、何のためというわけでもなく、ただただ掘る掘る。深さ1mほど穴が出来上がりました!落とし穴か?(笑) 仲間がいて、場所があって、時間があれば、いくらでも遊べるのがこども。前もって約束なんかしなくても、ひょいと覗くと誰かがいるような場所、そんな場所が何よりも必要な気がします。これは小学生に限ったことではなく、乳幼児・幼児を抱える親子にも中学生・高校生にも、実はおとなにだって必要な場所なのでしょうね、きっと。 小雨が降ってきたので、ちょっと休憩&おやつの時間。あっ電車!