親戚自慢
特にお金持ちがいるとか、立派な人がいるなどということではないが、親戚連中が、みんな仲がいいことは、なによりの自慢。私自身、兄弟が多いし、実家に帰れば、じじばばも含め、弟妹家族と一緒にバーべキュウしたり、川に泳ぎに行ったりするのだが、職業柄と距離のせいで、1年に1度さえも実家に顔を出せないので、遠くに住んでいる実の兄弟よりも、夫兄弟のほうが会う機会も多い。会う回数増えれば、共通の話題も増えるし、必然的に相談しあったり、助け合ったりすることになる。夫も私も兄弟が4人という、今では珍しい組み合わせで、義理の兄弟も多いし、こどもたちにもたくさんの従弟がいる。今日は、夫兄弟とその連れ合いとこどもたちが久々に我が家に集まった。上は高3、中学生、小学生から、一番下は2歳。肩車をして走り回る子あり、参考書を開く子あり、キャッチボールしてるその足元で、ままごとしたり、なんとも不思議な住み分けをしながら、遊んでいる。ホントに中のいい友達でも、この状況は誰かが、止めに入るだろうな、と思いながら眺める。いやっ、いくら何でも、誰か止めた方が!と思っていたら、やはり負傷者が。義兄(49歳)が梵鐘にアタマをぶつけ流血・・・幸い、大事にはならなかったけれど、その時の義母の顔ときたら・・・保冷剤で傷口を冷やす義兄の横で、我々出来の悪い嫁2人組みは、例によって義母に洗濯物の干し方やら、たたみ方やらを、ご伝授いただいた。義母から見ると、私の素行は、どうも寺のお庫裏としては、まだまだ未熟らしく、それももっともと思っている。これも13年の積み重ねと、程よい距離感のお陰かと現状に感謝です。友だちとは、違う楽しみがあり、緊張感があり、わたしは、この人達をとても大切にしているし、多くの影響を与えてくれる存在だ。